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すがやみつる『企画書からはじめるマンガ原作のつくり方』

◉すがやみつる先生の新刊『企画書からはじめるマンガ原作のつくり方』が、発売開始になりましたので。すがや先生は小学館漫画賞受賞のマンガ家としてはもちろん、小説家としても多数の作品を出され、原作やPR漫画でも数多くの作品をこなされと、オールランダーですからね。マンガ家に限定せず、得るものが大きいのではないでしょうか?

ヘッダーはMANZEMIのフォトギャラリーより、平田弘史先生の揮毫です。

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すがやみつる先生は、マンガ家になる前は編集者の経験もあるんですよね。元々、静岡県屈指の進学校の出身で、家庭の事情で大学進学はできませんでしたが、後に早稲田大学の通信過程で学んで、大学院まで進学して修士号まで取得されていますし。なので、この本もご自身のレーベルで発売されていますし、ペーパーバック版も用意されています。製版の知識をちゃんと持っておられるので、ご自身でDTPでデータ作成されたのかもしれませんが。

「ネーム」ができなくて困っている新人マンガ家が多いのですが、その原因は「ネーム(絵コンテ)を作りながらストーリーを考えているから」です。演出は、シナリオを書き上げてからやりましょう。いや、その前に、「何を描く(書く)のか」という「企画」でOKをもらうほうが先でしょう。

出版社の中に入ると、作家には見えない構造とか、いろいろ見えるんですよね。自分などは、出版社の10年の勤務経験があったからこそ、才能の無さをカバーして、なんとか食えていますから。才能豊かな人は、ほっといても向こうから仕事の依頼がきますので。ギリギリ企画が通らないタイプが、壁を乗り越える気付きがあると思います。電子書籍版で990円、ペーパーバック版で1980円ですから、320ページのボリュームに対して、お得だと思います。

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