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Chromebookのシェア24%へ

◉なんか、Chromebookの話題が続いちゃってますが、単に偶然です。単純に、それだけChromebookが好調なんでしょうね。実際、普及が進まないと言われてきた日本でも、ついにシェアが24%って、驚きの数字が出てきました。もちろん、ノート型パソコン限定的という注釈付きではありますが、今のパソコンの主流はノート型ですから。ついに4台に1台はChromebookの時代が来たんですねぇ。感慨深いです。

【存在感高まるChromebook 教育向け躍進、シェア24%へ】日経

2021年は「Chromebook(クロームブック)」の存在感が高まる1年になりそうだ。

 調査会社MM総研(東京・港)によると、19年には15万台だったChromebookの国内出荷台数は20年には157万1000台と10倍以上に増えた。21年にはさらに8割増の281万5000台の出荷が見込まれている。これは国内ノートパソコン(PC)市場の24%を占める計算で、4台に1台がChromebookになる。19年にはわずか1%の構成比であったことを考えると、いかに急激に増加しているかがわかるだろう。

Chromebookはその名の通り、ノート型パソコンですが。デスクトップ型のChromeboxも存在しますし、タブレット型も存在しますし。お値段が安く、でも低スペックでもサクサク動き、Linuxベースで堅牢なOSで、セキュリティも小まめにアップデートされていますし。理系の大学生はUNIX系としても使えますからね。大学生が購入するなら、オススメです。MicrosoftのOfficeとの互換性のあるアプリも揃っていますし。

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■Chromebookの雪崩現象■

しかし、2019年には僅か15 万台だったChromebookの国内出荷台数が、2020年には157万1000台とか、ちょっと雪崩を打ち過ぎな気はします。もう何年も前からChromebookは良いぞと、褒めてきた身としては嬉しいのですが、もうちょっと前から力を入れてたら、今ごろは日本国内でもポジションを築けていたでしょうに。10倍以上は、ちょっと増え過ぎですよ。2021年にはさらに281万5000台って……。

2020年度上半期の国内パソコン出荷台数は786.8万台とのこと。年間では1550万台ぐらいでしょうか? Chromebookが今年、ノート型限定とは言え280万台超の予想というのは、かなり重要ですね。AppleのMacのシェアが4%弱ありますから、もうMicrosoftとWindowsOSの落日は明らか。というか、タブレット型を加えると、もうWindowsはとっくに王座陥落寸前なんですよね。だってiPadファミリー、2019年は375万台ですから。

■シェア過半数割れ目前のMS■

Android系を含めれば、タブレット型だけで800万台近く発売されていて、実はもうWindowsOS搭載機は、シェア過半数を割りそうな勢い。でも、日本では大口の広告スポンサーで気前が良いMicrosoftに遠慮してか、あんまり詳しいシェア比較は見ませんね。官公庁がWindowsOS以外に正式対応すれば、この図式は一気に崩れるでしょう。だって持続化給付金、ブラウザはInternet Explorer推奨ですもん。バカかと思いましたもん。

日本人は、判官贔屓と言いながら、寄らば大樹の陰が本音の部分もありますし。こういう雪崩現象はたぶんに、アメリカのChromebook普及の流れを受けた部分と、ようやく経営トップがChromebookの価値に気付いた部分が大きいでしょうね。こうなると、勢いが付いて来年はさらにとんでもないことになりそうです。もし、GoogleとParallelsの研究が上手く行けば、WindowsOSなしでWindowsアプリが動くので、一気に過半数行くかもしれませんね。

■ヨサゲなChromebook■

個人的にオススメの、ASUSのChromebook Flipシリーズ。自分は古い機種のC101PAを使っていますが、軽くてサブ機としては持ち運び便利です。ヒンジが360度開閉するので、ノート型パソコンとしてもタブレット型としても使えます。ASUSはキーボードの不具合が昔からあるのですが、筐体も頑丈です。DellのChromebookは、筐体がやわで数年でヒビが入りましたが。スタイラスペンもついてます。

こちらは、Acerの高級機種。13.5インチとディスプレイも大きめ。CPUはCore i5やi7を選べるので、将来的にChromebookでもWindowsアプリが動くようになれば、長く使えるでしょう。こちらも360度開閉するヒンジなので、ノート型パソコンとしてもタブレット型としても使えます。スタイラスペンも付属で、CLIP STUDIO PAINTを使いたい人にも処理能力に不安なし。

最後に、Google純正の高級ChromebookのPixelシリーズから。CPUはCore i7でRAMは16GBだし、内蔵SSDは512GBと、もう普通にWindows機の高級機種並みのスペック。お値段もMacBook Pro並み。安いが魅力のChromebookですが、こういう機種もアルヨ、と言うことで。Google純正の機種ゆえ、ハードとソフトが垂直統合されていて、使い勝手も良いでしょう。知らんけど。

どっとはらい

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