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補助金はクリエイターのためにならない

◉赤松健先生の意見に、お芸術村タカリ派の方々が反発しまくっていますが。

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個人的にはズレた批判ばかりで、非クリエイターのサラリーマン体質に呆然。ちょうど、よくまとまった反論『クリエイターに直接お金渡すのは絶対違うと思ってる。補助金は毒まんじゅうだぞ。それでしか食えなくなったらなおさらな。』がnoteあったので、紹介しますね。

補助金は毒まんじゅうだぞ。お金をくれる人が雇い主であり客だ。つまりそれは、アニメ会社や円盤を買うお客ではない、お役所や口利きしてくれる政党が雇い主になるってことだ。お前が竜になるのではない、竜がお前になるのだ。補助金はダメだ、特に表現で食えない層をそれで食わせようとする発想には俺は絶対に反対だね。
(中略)
俺たちがほしいのは安全な流通とまともな業界構造であって、補助金じゃあねえんだわ。一度補助金で食ったら、以降は補助金を取ることが「仕事」そのために口利きを政党に頼むことが「営業」になってしまうんだ。俺たちのやりたいクリエイティブな仕事の構造自体が乗っ取られてしまう。もうクリエイターではなくなる。

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平田オリザ氏や、その弟子の深田晃司監督とか、ああいう公金にタカろうって時点でダメですわ。そんな紐付きのカネ、御上に急所を掴まれた状態ですからね。好き勝手なことをしたいから、御上の世話にはならねぇってのが、クリエイターの矜持。実家が太い和製サブカル勢は、しょせん権威主義者で、援助頼みなのか。この件に関しては別途、noteにするかもしれません。

ちなみに『アニメーター実態調査2019』によれば年収は、こんな感じだそうです。30歳を超えれば、そこまで悪くない平均年収かと。サラリーマンなら定年後の年齢でも、稼げていますし。篩にかけられてる途中の若手の収入が低いのは、プロ野球の三軍の育成契約選手やお笑い芸人などなど、他業種も同じかと。小説家や漫画家も同じですしね。

・20-24歳154.6万円
・25-29歳245.7万円
・30-34歳511.1万円
・40-44歳520.7万円
・45-49歳529.8万円
・50-54歳610.8万円
・55-59歳543.8万円
・60-64歳592.0万円
・65-69歳348.8万円

個人事業主の才能の世界であって、公務員じゃないんだから。正社員契約のアニメスタジオもありますが、それは漫画家だってさいとうプロのようにタイムカードの社員制度だったようなもので。ケースバイケース。過去noteのリンクも、つけておきますね。

けっこう、アニメや漫画や小説の世界の、カネの問題については、言及していますね、自分。そりゃまぁ、お金って命の次に大事ですから。

足らぬ足らぬは工夫が足らぬ。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ