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オープンレターの闇

◉呉座勇一先生が、鍵アカウント内部での発言をスクリーンショットで晒されて、謝罪に追い込まれた件。その後、オープンレターで批判され、国際日本文化研究センター(以下日文研)から准教授での雇用の約束を反故にされ、裁判に発展しているんですが。そのオープンレターの賛同者から、こんな意見が出てきました。現時点では、自分に真偽を判断する材料も、能力もありませんので判断は保留ですが。事実なら、という小西議員式仮定文を置いた上でですが、これはかなりまずいのでは?

かなり話題になったんですけどねぇ……。この件に関しては、青識亜論氏が皮肉も込めて、自分も賛同人に加えろと申し出て、断られていましたし。別の方でも、出た声明を見てこの内容では賛同できないと、外してくれるように申し出ていたので、うっかりミスとは言い難いような。……と思っていたら、古谷氏だけでなく、渡瀬氏も身に覚えのない賛同者にされてしまっていたと指摘されていました。こうなると、これは問題ですね。

Twitterのフォロワーさんによれば、渡瀬氏は全国フェミニスト議連による戸定梨香への理不尽な批判(誹謗中傷に自分には思えます)に対しても反対を表明されていたそうなので、信憑性は高いですね。もちろん事務局の方は、本人確認をしたつもりだったが、事務の方が間違って未確認の方を削除してないだけで、意図的なものではなかった……と、言い訳しそうですが。心証はものすごく悪くなりそうですね。

呉座勇一先生が現在、日文研と係争中です。このオープンレターに関しては、弁護士や大学教授、法学者なども疑義を呈しています。もし呉座先生が勝訴し、日文研の上告がなく勝訴確定となると。このオープンレターが、次の訴訟の対象になる可能性が高そうです。そうなった時に、賛同者でもない人間を賛同者として書いたことは、ものすごく問題になりそう。それが数十人レベルになれば、もう信憑性が疑われますし、告訴されて辞退する人が続出したら、腰砕け。

Twitterで、そもそも鍵アカウントの内容をスクリーンショットで晒した行為自体が問題で、あの時点で呉座先生は安易に謝罪せず戦うべきだったという意見を、いくつか見かけました。法的な是非は分かりませんが、自分もそう思います。しかし呉座勇一先生を中傷していた小説家が謝罪に追い込まれたりと、ようやく反撃のターンに入っていますし。この件では長期的に、ツイフェミを含むリベラル陣営が退潮する、大きな契機になるかもしれません。

しかし、昨年の野党共闘の失敗以降、大きな動きが起きていますね。その後のCLP疑惑、そしてブルージャパン株式会社などに合計10億円前後の金が流れていた問題など、かなり動揺が見えます。どうなることやら。自分は、推移を見守るだけですが。

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ