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【不妊治療6】採卵周期①ついに採卵日

3月13日。
初の採卵を迎えたこの日、予定時刻の6時に坐薬をしたのち、夫とともに予約時間の9時にクリニックへ。

到着したら採精容器を提出し、そのまま手術の待合ベッドに誘導された。
規定の服に着替えて不織布のキャップを被ったら、あっという間に手術スタイル。採卵の順番を待ちます。

ベッドがカーテンで仕切られた個室には、自由帳みたいなノートとペンが置いてあった。開いてみると、これまでこの場所で採卵や移植を待つ人の、緊張感伝わるメッセージがいっぱい。みんな頑張ってるんだなって実感。


で、ついに呼ばれましたね。
名前を何度も確認されて、よくある婦人科の診察台に乗ったら、いざ採卵スタート!


最初に言っておくと、1番痛かったのは最初の消毒?洗浄?で、麻酔やその後の採卵は全く痛くなかった!
消毒で嫌〜な痛みがあったから、
「おいおい今こんな痛くて採卵はどんだけだよ、、」
と気が思いやられたが、その予想は当たらずに済んだ。

「麻酔しますねー。チクッとしまーす」

…しない。

「卵巣に刺しますねー。チクッとしまーす」

…しない。笑

と、チクッとすると言われるたびに構えたが、全然痛くなかったので自分でツッコミをする余裕すらあった。


2枚のモニターのうち1枚に卵巣の超音波、もう1枚に採卵された卵子を入れるシャーレ?の映像が映っていて、それを見ながら採卵が行われた。

膨らんだ卵胞ひとつひとつに針を刺すたびに
「吸い上げまーす。1個でーす」
みたいな掛け声がかかった。

超音波のモニターは、明らかに黒くなっている卵胞に針が刺さって、吸い上げられるとなると、その黒い袋が小さくなっていくのがよく見てとれた。

卵胞液とともに卵子が取れたら、看護師さんか培養士さんが培養室に卵子を持っていく。

次に横に居てくれた看護師さんが「これが卵子ですよ」と培養室のシャーレの画像を見ながら教えてくれた。
なんか神秘的。


低AMHだから取れる卵子の数が少ない見込みと言われていたけど、結構な数を吸い取ったんじゃない??だいたい15個くらい?これならだいぶ貯卵できるかも。

そんな期待も生まれつつ、15分程度で初の採卵は終了。術後はロキソニンを飲みつつ、10分くらい休んだら、夫が待つ診察室に戻った。

「なんかね、15個くらい取れたかも!」「え、そんなに?!良かった〜」
なんて会話をしつつ。


長くなったので採卵結果は次の記事で書きます。

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