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【不妊治療38】採卵周期③培養士からの説明

採卵後、どんな卵が採れたのか、
それを、どんな方法で受精させるかについて、
培養士さんから説明を受けた。

今回、5個採れた卵(右3個、左2個)のうち、
4個が成熟卵
1個が未熟卵
ということだった。


精液検査は問題なかったこと、
また、他院でのふりかけ法(体外受精)で受精できた実績があることから、
成熟卵4個は
すべてふりかけで受精することにし、
受精の兆候が見られない場合は、
レスキューICSIと言って顕微授精に回すという内容だった。

未熟卵は、未熟卵の中でもまだ成熟の可能性があるものだったので、
培養を続けてもらい、成熟したら顕微授精をしてもらうことになった。


よかった。
1個は未熟だったけれど、4個は成熟卵。

過去2回よりも採れた卵の数は少ないけど、
成熟卵の割合がぐっと上がってる。

それに今までは、半分が空胞だったり、
受精に回せない変性卵ばっかり採れてたけど、
今回は受精に回せない卵は無かったわけだから!


過去2回と何が違うんだろうな。

飲んだ薬、注射、点鼻薬、座薬。
すべて同じもの。

ただ、薬(クロミッド)の1回の量と期間、
そして注射の回数と、
それぞれを行うタイミングが違った。

例えば、2回目の採卵の時は、
注射を10日間連続で実施して卵胞を育てようとした。
結果、卵胞は15個くらい育ってたのに、
半分が空胞、けっこう未熟度の高い未熟卵が6個、成熟卵はたったの2個だった。
(さらにいずれも胚盤胞までは培養できず)


一方で、今回注射は2日間のみ。
育った卵胞は7個だったけど、
空胞は2個、未熟卵1個、成熟卵4個。

私の場合は、という話だけど、
卵巣刺激を強めて数を採ろうとするよりも、
できるだけ刺激は弱めたほうが
確実に卵を採卵できるのかもしれない。

これは過去やってみないと分からなかったこと。
そういう意味でも、何事も経験だな。

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