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『前編:食の未来を考えるZ!NFS兵庫✖︎もぐラボ  Z世代がこれからの生産〜消費の理想のあり方を探ってみた』

こんにちは。本記事を担当するもぐもぐファームラボのたけです。
今回の記事では前編と後編に分け今年度もぐもぐファームラボ(略してもぐラボ、※以下もぐラボと表記します)がどのような活動をし、何を学びとして得たのかについてお伝えしていきたいと思います。前編ではそもそも、もぐラボとは?といった簡単なもぐラボの説明と今年度行った活動である徳島・兵庫へのフィールドワーク合宿の模様をお伝えしていきたいと思います。後編では具体的な部分として実際にフィールドワーク活動を通してもぐラボとして何を学んだのかについて話していきたいと思います。
ぜひ前編も後編も楽しんでいただけたら嬉しいです。

●もぐラボの紹介

もぐラボは食から日本を考えるPJ日本フードシフトにおいて昨年度誕生したZ世代が集い食の未来を考えるプラットホームです。
昨年度は長野県の辰野町や茨城県筑波市でフィールドワークを行い、その模様を2回に渡り発表させていただきました。

これまでのフィールドワーク活動に関してはこちらをご覧ください。

これまでの発表の様子はこちらからご覧ください。

2022/10/29 六本木ヒルズにて開催した発表の様子
 初年度の辰野町での活動を発表させていただきました。

◯YouTubeライブ
※アーカイブ視聴可能

2022/02/05 筑波市イオンモール(コロナのためMCと数名のみリアル登壇、他メンバーオンラインでつなぎながら登壇)

辰野町での成果と筑波市へのフィールドワークでの学びを発表させていただきました。

◯YouTubeライブ
※アーカイブ視聴可能



もぐラボには大きく三つの魅力があると考えます。

①心理的安全性の極めて高いコミュニティプラットフォームであること
日本全国、世界から多様なZ世代が集まるコミュニティであるもぐラボですが、一人一人食に対してどのように考えているかが異なります。食についてとても関心の高いメンバーもいれば、これから関心を持っていきたいメンバーもいます。そのようなメンバーが共存するには自分が絶対に正しいというのではなく自分と違う意見を持った人を受け入れる事ができる必要があります。もぐラボのメンバーは一人一人がその事を意識しているため、心理的安全性の高い場を実現できています。

②刺激的な同世代と集い同じ目標に向けて取り組むことができること
先に述べた心理的安全性の高い場作りができていることで、このコミュニティでは自分がやりたいことをどんどん実現していける場所となっています。どんなことをやりたいと口にしても笑われることはなくむしろ応援されるような環境がここにはあります。最新のイノベーション手法を用いたアイデアを形にする手法も学べる事ができるため、自分が本当にやりたいことを実現していく事ができます。

③世代を問わず様々な方々との交流を通して日本の食の未来を考えていけること
もぐラボメンバーが地域にフィールドワークに行くと一人一人が真剣に地域の方の話に耳を傾けます。メンバー一人一人が本気で日本をより豊かにしたいというモチベーションを持って取り組んでいることが地域の方などのもぐラボに関わった方々に伝わり、そこにやりたいことを素直に語るまっすぐさもあることで応援され協力をしてくれる方々がたくさんいます。

●自己紹介ともぐラボ所属に対する想い

自己紹介をさせてください。
もぐラボでコミュニティの活性化を考えています。たけです。
もぐラボはdotというコミュニティから昨年度誕生した全国のZ世代が食の未来を考えるプラットホームです。コミュニティに所属しているメンバーは全国各地から集った100人を超えるZ世代です。年齢や性別、バックグラウンドも違う大学生、高校生、社会人等のメンバーが活動をしています。
もぐラボの特徴として食にとても関心度の高いZ世代ばかりが所属しているわけではなく、むしろこれまであまり深く食について考えて来なかったZ世代も多く所属しています。自分はそこでどうすればメンバー全員で日本の食の未来について考える事ができるかについて試行錯誤しています。
将来像としては一部実現しているのですが日本のZ世代だけではなく海外のZ世代も当たり前のように所属をして一緒に日本の食について考えていきたいと考えています。
もぐラボが始まる前の自分は食についてノルマと捉えているところがありました。
というのも学生時代に給食で残さず食べなさいということを教師に言われたり、時間内に食べ終わらないと片付け終わらないよと言われたことや部活の合宿で五杯お米をおかわりしないと試合に出さないと言われたこと(サッカー部に所属していました。)などから自分にとって食が義務やノルマになってしまいました。
もぐラボでの活動を通して食にまつわる様々な方との関わりや多様なコミュニティメンバーとの関わり等から食と自分の理想のあり方について考えるきっかけを得る事ができました。もぐラボに所属したことで食に対して少しずつですが、ポジティブに向き合い始める事ができています。

自分のように食について考えなくてはいけないものと捉えている人や食と自身の理想の向き合い方を考えたい方はもぐラボで一緒に活動できると嬉しいです!

●フィールドワーク合宿について

さて今回の記事の本題、フィールドワーク徳島・兵庫合宿に関してお伝えしていきたいと思います。前編では合宿の目的と概要についてご説明させていただきます。

今年度の日本フードシフトのテーマは『食料安全保障と適正な価格形成』です。このテーマをお題として今年度の活動として考えたときにまず問題点として多くのZ世代にとってあまり関心を持つことがなかったテーマであったことです。このことからまずは消費〜生産までを一連の流れとしてどのような活動がなされているのか学びたいと考えました。そこであらゆる可能性を探り、座学だけではなく実際に現地にフィールドワークに行くことができる場所はないかと考えを巡らせていました。多様な候補の中から消費〜生産までを一つのコミュニティで実現しているコープ自然派事業連合さんにご協力いただくが今年度のテーマである食料安全保障と適正な価格形成について学びを深めることに繋がるのではないかと考えました。依頼をしたところ快諾してくださりこのフィールドワークが実現することとなりました。

もぐラボには日本全国各地、世界から多様な価値観を持ったZ世代が多くいます。今回のフィールドワーク合宿でも訪問メンバーには全国各地から食について関心度が異なる11名で参加しました。大分県の大学に通うメンバーや高知県の大学に通うメンバー、京都の大学に通うメンバー、東京の大学に通うメンバーなど多種多様なバックグラウンドを持つメンバーで臨みました。
合宿ではとても多くの訪問場所を通してたくさんの貴重なお話を聞かせていただきました。

合宿1日目はコープ自然派事業連合さんと関係の深い農家さんたちにお話を聞き、有機農業へのこだわりや具体的な取り組みについて議論を交わしました。まさにどのようなこだわりを持って活動をされているのかの生産、流通の部分を学ぶ貴重な機会となりました。

2日目はコープ自然派事業連合さんの取り組みを体感するべく許可をいただき工場見学をさせていただいたり、そこで活動をしている方々のお話を聞きどのような想いで活動をされているのかについて学びを得る機会となりました。

2日間を通して今年度のテーマ『食料安全保障と適正な価格形成』について考えを深める機会になったように思います。

今回行った2日間のフィールドワークの様子はこちらの動画にまとめさせていただきました。ぜひご覧ください。

後編ではこの2日間を通して具体的に何を学んだのか、これからもぐラボとしてどのように活動を広げていきたいかについて触れたいと思います。
後編もぜひお楽しみください。

ではまた次回の記事で!

NIPPON FOOD SHIFTについてはこちらをチェック↓↓

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