【日記2024/2/9】駄文4

・1400字強


・第91回 #小学館新人コミック大賞 を読んでいくよ~


・虫けらロック

 はえ~


・タマシール!

 はえ~


・木になるヤツ。

 はえ~


・なんか、過去の第45~92回発表を見返しても、児童部門からの大賞って1度しか出てない(赤きエンザという作品が大賞)んだよな……児童向けって、読解力が低い人向けの作品になってしまうから、あまりテクニカルなことができず、「著しく優れた作品」が出てきづらいのだろうか……?


・自分は、バトル漫画を見ていると空虚な気持ちになってくることがある。画力を発揮してもいい文脈を用意して、画力を発揮する。ただその繰り返し……

 ディズニープラスの映画を見ていても同じ空虚さを覚えることがある。アクションや破壊や爆発をしてもいい文脈を用意して、アクションや破壊や爆発をする。その繰り返し。

 なんというか、その「文脈を用意している時間」が、言い訳がましく思えてしまうのだ。人々は天使との約束を破った……竜の封印が解かれ、世界中に宝具が散らばり、村同士は互いに心を閉ざし、その神の金貨を奪い合うようになった……言い訳、言い訳。

 ワンパンマンという漫画はその辺、気持ちが良い。文脈の用意はあまりにもテキトーで、次々に個性的な敵と個性的なヒーローが現れ、高い画力が発揮される。その繰り返し。言い訳がましくなくて清々しい。

・自分はスポーツ観戦を好きになれないのだけど、その理由は「100年前も同じことをやっていたし、きっと100年後も同じことをやっている」という点にある。スポーツ観戦者は、リアルタイムにアクションが行われているという事実に固執し、「過去の名作を見返す」ということをしない。

 これは一部の漫画も同じことである。怪獣が人類を脅かし、学校では苛烈ないじめや差別があり、仲間が裏切り、母が死に、特殊な装置で人体が加速し、武装ロボットが壊れ、死んだ人は光る演出と共に生き返り、舞う瓦礫の中で剣を交わえ、魔法で治癒し、それに驚き、また巨悪は現れ、実は主人公は特別な血統で、力は覚醒し、暴走し、男女は愛し合い、別れ、そしてまた愛し合う。とある主人公は、最初は未熟である。虫も殺せないほど優しい。その優しさは時として強みであり、時として弱みである。他のキャラも個性的で愛くるしい。悲しい過去があるからこそ熱血なキャラ、極端に女好きなナンパ師、その他、極端に○○なキャラ。師範に修行をつけてもらう。敵は思念体である。火のように漂う体で、民家をなぎ倒す。あいつは血まみれで息も絶え絶えになりながら、それでも立ち上がった。「もういい! 無理するな!」「命に代えても、守らなくちゃいけない一線があるんだ!」それに呼応するように、ジェムストーンの脈動も加速していく。龍が一歩進むだけで地はひび割れ、崖は崩れる。

 そしてはそれは100年後もやっていることである。100年後も同じことをやっている漫画というのは、スポーツと遜色ない。現代のスポーツ試合が100年後に見返されることはないし、現代の空虚なバトル漫画が100年後に読み返されることはない。

 面白さには、足し算の面白さと引き算の面白さがあると思っていて、「他の作品でも摂取できる面白さは排除する」というのが引き算の面白さのひとつだと思うけどなぁ。


・第92回 #小学館新人コミック大賞 を読んでいくよ~


・天使のおちこぼれ

 はえ~


・ニコニコねこ

 これめっちゃ好き


・才能アプリ

 はえ~


・メダチタイヨウは目立ちたい!

 ぽよー


・おわり

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