漫画版ヤダモン 感想
・1500字弱
・買ってしまいました。漫画版ヤダモン(中古)。
・ジャケ買いです。
・あのー、右のやつは、前後編を一緒にしたやつなので、右と左で内容は全く同じでした。みんなは、商品はちゃんと調べてから買おうね。
・ヤダモン、表紙から期待した通りの養分を摂取できた。おてんば魔女っ子が人間界で過ごすことになってしまい、そこで冒険やファンタジーが発生する。ストーリーも世界観もありふれたものだったけど、確かな養分がそこにはあった。
・ヤダモンがおてんばでかわいい。名前通りの聞かん坊で、声がデカくて、落ち着きがなくて、寂しがりやで、泣き虫で、第一話からして既に愛くるしい、等身大の女児だった……そしてその「聞かん坊」という短所が、たまに物語すら動かす強みでもあるのは熱い。
・漫画の写真をネットにアップするのはあまり褒められた行為ではないけど、もう増刷もされなさそうだし許して。これは引用だと思ってください。
・魔法を使っている間だけ髪型が蝶になるの、キャラデザの正解すぎる。
・魔女が箒の代わりに掃除機で飛ぶというキャラデザなのも天才的だ。
・おそらく作者はあくまで「自分はヤダモンだ」と感情移入して描いているのでなく、ヤダモンを観測対象として愛でているから、あくまでヤダモン目線でなく、ヤダモンの周囲の人目線でお話が進んでいる印象。第一話からしてそう。わかるよ。私が過去に女児が主人公のオリジナル漫画を描いたときもそうだったから。
・あとがきで「自分のイメージの中で育てていた5歳前後のキャラクターはすでに一人歩きをしていて手に負えない状態。」と述べているけど、まさにそんな感じの漫画だった。
・作者はね、ロリコンですね。性的な描写が一切なくても、ロリコンは作風でわかる。例えば浦安鉄筋家族の作者も絶対にロリコンです。
・全編通して顔が良かったので、ヤダモンの顔が好きなら読む価値があると思う。
・もぐぐうままもこう言ってることだし。
・私はヤダモンみたいな顔にフェティシズムがある。
・目がね、目がエロいキャラを見かけたら、私までご一報いただければ幸いです。
・ヤダモンを読んでいるうちに、懐かしい記憶が捏造されていくのを感じた。私は幼少期に、学級文庫か、あるいは児童館か、あるいは病院の待合室で、ふとヤダモンの単行本を手に取って読んでみたことがある(ない)。
・すまん、これはネットで拾った画像なのだけど、この彩色を見た瞬間に、しんどいほどの懐かしさがこみあげてきてしまった。何この彩色?
懐かしさは、度を超すとしんどい。
・漫画は、人々の心にひっかかる部分がないほど、このような漫画の中身の写真(←法的にはグレー)がネット上に上がらない。
もう既に、読むことが永遠に叶わない漫画も多々存在することだろう。
・100年後、漫画版ヤダモンを読むことが永遠に叶わなくなった時代に、とある物好きが漫画版ヤダモンに興味を示し、画像検索し、当記事に辿り着き、ヤダモンの残り香だけを嗅ぐことがあったりするかもしれない。
・頼む……「もう収益が見込めないほど人々から忘れ去られた漫画」は、出版社なり国立国会図書館なりがデジタルで無料公開してくれ。とりあえず、はっぴーカッピから頼む。
・ヤダモン、原作アニメも見てみたいけど、合法で見るには中古DVDを12,780円で買う(←しかも製作者に金を落とせるわけでもない)か、無断転載を見るしかないんだよなぁ~……
・おわり
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