【2024/6/12】読書感想文
・1300字弱
・背景描きかた漫画
表紙が好みだったのでキンリミで読んだ。有益本だと思われる。
なんか、皆はパースとかアイレベルとかよく言ってるけど、あまりしっくりこないんだよな。
・あっぱれ! 浦安鉄筋家族 19
274ミャオ、あまりにもかわいすぎる。ノムさん回にはずれなし。
浦安鉄筋家族って私が知る限り最も「可愛さの本質」に迫ってる漫画だ。
・新ルパン三世 : 12
・住所が地球なの、イケてる……
・この漫画のキャラ、常に「こける寸前」くらいのポーズをしているのだけど、そういうのが「流れるような作画」なのかもな。
・MMDにおいて、基本的に素人の作るモーションには重みを感じない。慣性がないからだ。慣性を感じるようなモーションになっていると重みを感じるようになるんだよね。
・漫画のオブジェクトも基本的には質量を持たないのだけど、キャラが慣性を持った途端に質量を帯びて見える。最近のジョジョも、こける寸前みたいなポーズのコマが多い印象がある。
・エーッ! 原作ルパンの最終回ってこうなんだ。知らなかった……
ルパン一味は4人とも海底洞窟に閉じ込められたあと爆発して終わりです。フツーに考えれば生きてるわけないのだけど、死体描写がないのもあるし、ルパンなので、まだ奥の手があるんじゃないか……という気がするような、絶妙な終わり方だ。最終話のタイトルも「完結編 ENDLESS…」だし。
・九条の大罪 1~11
・漫画をゲオでレンタルするという選択肢を覚えた。1冊80円(しかもそこから割引がされることがある)なのは、いいの? と思ってしまう。
こたけ正義感さんがいつかの動画でオススメしていたのもあって読みました。
自分が最も漫画に対して求めているものはストーリーの情報量なので、情報が摂取できる良い漫画であった。司法制度やその実務、そして反社会的組織への解像度が高い。読んだことないけどウシジマくんも面白いんだろうな。
ただ、情報密度は薄い。
別に場面転換でもない、見せ場でもないシーンですごい大ゴマを使ってくる。ドラマ番組を好む層がこういう作風を好むのかな。例えば弁護士接見のシーンがあったら、極端な話、1ページもあれば読者は5W1Hが理解できるのであって、あとは場面転換するまで会話劇の文章のみでもいいのだ。「それじゃあ小説やラノベでもいいのでは?」と自分は思うのだけど、それでも文章と文章の間を絵で満たして、ほどよく情報を薄めないと疲れてしまう層の読者がいるのだ。その「満たすための絵」というのは、「キャラの顔→適当なオブジェクトのアップ→キャラの顔→引きの構図→キャラの顔」この繰り返しである。皆はそれでいいの?
あと、思ったより主人公が出てこないね。主人公に感情移入して楽しむタイプの漫画ではなくて、ただただ裏社会に転がっている様々な「嫌」を高い解像度で摂取できるのが見どころの漫画という印象。
・ダンジョン飯 2巻
創作って嘘つき合戦だと思ってるのだけど、この作品は嘘の質と量がすごくて面白い。巻末がすごい。
・おわり
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