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娘と洗濯機

娘を寝かしつけに行く前に、いつもその日の洗濯物を洗濯機に詰め込みます。そのまま寝てしまっても良いよう、洗濯から乾燥コースで一気に済ませようとボタンを押します。

しかし、その日は洗濯機は思うように動かず、何かトラブルが起きているようでした。給水がスムーズにいかないようで、壊れてしまったのかと心配になります。

娘たちと一緒に洗濯機を覗き込んでいると、つい「もし壊れていたら買わなきゃいけないな。面倒くさいし、お金もかかるし。」と口にしてしまいました。その時、下の娘が私を抱きしめて、「大丈夫だよ、XXX(自分の名前)がいるじゃん」と言ってくれました。上の娘も微笑みながら言ってくれました。「小さいことは気にしない。ハクナ・マタタ!」

いつの間にか素敵な慰め方を身につけていました。

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