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推しグループが人生最高のライブを更新してくれた話

僕がアイドルとか声優とかのいわゆるオタクコンテンツのライブに行くようになって5年、「その中で1番よかったライブは?」と聞かれたら自信を持って「とき宣幕張」と答えるだろう。
僕の推しグループである「超ときめき♡宣伝部」が人生最高のライブを更新してくれたのだ。

はじめに

しばらくイベントなくて暇だなと思ったのでじゃあ幕張の感想でも書くかとなったので書いてます。1ヶ月以上経ってるけど。
それでも本当に自分の中の最高を更新してくれたという気持ちがある。
ここがよかったな〜という点が大きく2つ、自分の中にある。その2つの話と、幕張を経て改めて感じたことという3段構成になっています。

客席の近くまで来てくれたこと

ます1つに、ステージから遠くの宣伝部員も楽しませようとしてくれたことだ。幕張メッセのイベントホールという会場はとても広く、メインステージやセンターステージでのライブだけでは、楽しめるかどうかが距離に依存してしまう。そうならないように、アリーナの後方やスタンドの上の階などにも来てくれたことで、本当に「会場『全体』を楽しませるんだ!」という強い意志を感じた。

欠点として、基本的に移動しながら歌うことになるので振りが曖昧になるという側面もある。これに関しては正直今後に期待するしかないのかなと思う。人気曲だったら今後もライブに行けば振りつきで見れる可能性は高いだろう(レア曲でトロッコになっている場合は振り入れが間に合っていなかった可能性があるので歌ってくれただけ良かったのかもしれない…)。
「ステージで振りを見せてほしかった…」という点は今後への期待として、隅々まで楽しませようとしてくれたんだなという想いを受け止めたい。

新規から古参まで楽しめたこと

2つ目は新規から古参まで楽しめるような構成だったことだ。正直これが一番大きい。
セットリストを振り返ると、メジャーデビュー前からユニバーサル時代、エイベ移籍後から超になってからも満遍なく。新規に配慮して聞き慣れた新しい曲ばっかやって古参が顔をしかめるとか、古参に忖度して昔の曲ばっかやって新規がポカーンとしてしまうとか、そうならないようなちょうど塩梅だったと思う。


ここ新規・古参に加えて、その間のオタクもちゃんと楽しめていたのではないかと思う。僕は立川立飛アリーナ新規なので、幕張のM9「Springood!」の2021年のZepp Hanedaの映像が使われていたことが印象に残った(以下動画)。2021年のTikTokや立川立飛アリーナ新規で宣伝部員歴1年ぐらい経った現場に慣れてきたという僕と同期の人たちも、これまでに楽しんできたとき宣との思い出を噛み締めながら楽しむことができたのではないか。

歴が浅くて知らない部分については、演出で補完してくれたのも良かった。正直、自分はTikTokでバズって目に見えてオタクが増えていってライブの規模が拡大している今の順風満帆なとき宣しか知らない。幕張でライブをやると発表があったときも「おお!おめでとう👏」となったぐらいでこれまでの規模拡大の延長ぐらいにしか認識していなかった。

過去のとき宣を知ってる人が、昔のとき宣はしんどそうだったと言ってるのを聞いてもいまいちピンと来ていなかった。
でもライブ中のメンバーのMCや幕間の映像を通して、これまで辛い時期も過ごしてきたグループにとって「幕張メッセでライブをやることがどれだけすごいことななのか」ということを思い知らされた。そういった人たちがこの大きい会場でやるライブにかける想いを知れたことによって、このライブを楽しめたという部分は非常に大きい。

新規から古参まで、その間も含め多くの人が楽しめたライブだったなと思ってる。みんなが同じような楽しみ方をできたという意味ではなく、これまで推してた期間によって、それぞれが楽しみを見出せるようなライブだったと思っている。

幕張を終えて改めて感じたこと

改めて、このグループはオタク側に当事者意識を持たせるのが上手いなと思った。メンバーへのサプライズとしてMC時に来場者が掲げたオレンジSTARに書かれていたメッセージが「一緒に行こう」というオタクに当事者意識を持たせるような言葉を選んだこと、ライブの最後の曲が「宣伝部員がいるから私たちは無敵になれる」という意味の「むてきのうた」であったことを通して感じられた。
お互いに支え合えるというと傲慢かもしれないけど、このアイドル側・超ときめき♡宣伝部と、オタク側・宣伝部員の関係はどっちかが一方的に与えるだけの関係ではないんだろうなと思わせてくれた。

他にも、今回の幕張公演でのお花の企画やフォトスポット、他にもポップアップや街中広告、TikTok企画など、本当にメンバーと一緒に歩んでいるような感覚を得られている。
規模が拡大していって楽しいってだけではなくて、それを自分のことのように嬉しいって思えるのは、こうやって一緒に歩んでる気持ちにさせてくれてるからなんだろうな。

おわりに

ライブが終わってから1ヶ月経ってもこうやってブログが書けることに正直驚いてる。滅多に(無料配信以外の)ライブ映像を見ない僕にも、早く円盤化してほしいなと思わせてくれるような、そんなライブでした。

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