今日、息子が成人します

2006年4月3日　PM1:10
息子がこの世に誕生しました。

予定日は3月25日だったので、
予定日から1週間が過ぎ
はち切れんばかりのお腹の中から出てきた
3,740gの男の子。

はじめて抱っこしたときに、
小さい口の中に小さな舌があって
「人間ってすごい・・・」
というなんとも私らしい感想を持ったのを覚えている。

あの時から18年。

全くあっという間ではなかった

よく聞く子育てあっという間理論。
全然そんなことは思わない。

18年があっという間なわけないよね。

昔から自分の意志をハッキリ持っていた私は、
人付き合いが苦手というか
合わない人とはきっぱり線を引く性格。

『合わない人とは仲良くしない。』

そんな性格を見越したのか、
妊娠中に実母から言われた言葉を今でも覚えてる。

「子育てにそれはできないよ。」

その時は、そうなんだー？ぐらいしか思わなかった言葉だけど今ならもう少しちゃんとわかる。

子育てって合うとか合わないじゃない。

一人の人間を育てて
社会に送り出すって長い時間がかかるもの。
私はまだそこまでいってないけど。

はじまったら終われないもの。
だって私の子だからね。

だけど運が良かったのかなんなのか、
息子と気が合わないってこともなく
私が１番素直な感情を見せてきたのが
今日成人する息子だと思う。

私が大人になるとき、息子がずっと隣にいた

出産したのが２０歳４ヶ月。

まだ大人になりきれないまま
一人暮らしの経験もなく
いきなり結婚して出産して子育てをした私。

息子が１歳になったときから仕事もはじめた。

もうずっとバタバタよ。
１８年ずっとバタバタよ。

そんな中で今みたいに、
自分の気持ちを見つめたり将来のことを考えたり、楽しいことを探すなんて難しくて、息子に当たり散らすこともたくさんあった。

他の誰にも見せない顔を、母と子は見せ合ってると思う。

だからきっと色んな思いがあるんだろうね。

私のお腹から生まれた息子はいい人間になりました。

自分のやりたいことを見つけて
生きる楽しみ方を見つけて
人に囲まれて
たくさんのことを学んでる。

母が知らない顔も
いろいろな悪い面もあるでしょう。

それでも18年元気で生きていてくれて
お母さんは言うことない。

これからも無我夢中に生きていってほしいな。

高校三年生がはじまるところだし、
まだ学生時間が続くから
お母さん業務も終わるわけじゃないんだけど
いや～～～～～
ひと段落だーーーー！！