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5月1日は「スズランの日」〜花言葉に想いを巡らせて〜


5月1日、今日は「スズランの日」

スズランの花言葉は「幸せの再来」ですが
わが家のスズランはピンク色なので
「可愛らしい」っていう花言葉もあるそうです。
和名は「君影草」
葉っぱの陰から顔をのぞかせる「可愛らしい」子。
でもね、親しくなったらわかるよ、毒があるって…
そう、スズランには毒があるのです。

フランスではスズランは春を告げる花、幸運をもたらす花といわれ、この日、親しい人に贈るのだそう。そしてこの日に限って、お花屋さんだけでなく誰でもスズランを売ってもいいそうで、あちこちにスズランスタンドが立ち、街中がスズランでいっぱいになるそう…なんとも素敵な光景ですね!
ちなみにイギリスでは春を告げる花は水仙、イタリアではミモザ、なんだそうです。
日本は桜。桜といえば春、春といえば桜ですね。
でも、なんでもありな日本、すずらんの日もハロウィンみたいにどんどん広まっていかないかなぁ…。

さてさて、
わが家の庭も春になり花が増えてきました。
わが家には宿根草や落葉低木が多いので、
冬の間は葉を落とし枯れ木の庭となるのです。
陽射しが暖かくなるにつれ
新芽や蕾をまだかまだかと待ち侘び
いよいよ花が咲き始めると
嬉しいやらほっとするやら。
「こんちには、今年も会えたね!」と
声には出さないけど挨拶にまわっています。

朝夕に草木を吾れの友とせば 
  こころ淋しき折ふしもなし (牧野富太郎)

ひとり黙々と草取りをしていると
いつも思い浮かぶ牧野富太郎博士の言葉。
ひたすらに植物を愛し「日本の植物学の父」と呼ばれる人。朝ドラにもなるそうで楽しみ。

私も園芸愛好家の端くれとして
庭の花たちは大事な友だち。
いろんな子がいるので
花言葉に合わせて少しご紹介。

※花言葉はいくつもある場合が多いのですが、私の独断で最もふさわしいと思われるものを選んでいます。

シャガ
「私を認めて」と実は結構主張が強いよね。
淡く美しい色柄をもっと見て、もっと褒めて、と
じわじわ前に出て来る子。

ヒメウツギ
あの子の「秘密」聞いちゃった。
見かけによらず…なんだね。
知らなきゃよかった、知らぬが仏。

ツタバウンラン
そんなの「遠い夢」の話だよ
って言ってあの子。
あの子なら叶えられるよ、きっと!

イワヤツデ
「愛嬌」あるねって好きな人に言われた…
って複雑な顔して
やっぱり笑ってたあの子。

ミヤコワスレ
あの子の胸の中には「忘れ得ぬ人」がいる…
だから私もあの子のことを忘れない。


いかがでしょう?

こんな風にいろいろと想いを巡らせると
花の名前も覚えやすくなりますよ。

他にもまだまだありますが、今日はこの辺で。

花言葉っておもしろい!

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