『ゴーストバスターズ』と『チャーリーズ・エンジェル』

Amazon primeを使うようになり、prime videoで娘と映画を見る機会が増えてきた。娘が小学生になり、理解力がそれなりについてきたことも関係ある。

これまでは、お子様向けコンテンツを見ることが多かったのだけれど、prime videoのラインナップから、普通の一般的な映画にも興味を持つようになった。

彼女が気に入った作品の中に『ゴーストバスターズ』と『チャーリーズ・エンジェル』がある。

『ゴーストバスターズ』は1984年のオリジナルも気に入ったようだったが、2016版の方がより気に入ったようだった。『チャーリーズ・エンジェル』は2000年版の(いわば)ドリュー・バリモア版だ。

彼女がこの3つのうち、後者の2つを気に入っている、という辺りが面白い。

彼女は、女性が主人公で活躍するアクションを楽しんでいる。登場人物の言動に大笑いし、そのアクションを喜ぶ。どちらでも、チームの男性キャラクターは補佐的な役割に留まっている。

一方で、『チャーリーズ・エンジェル(2000)』と『ゴーストバスターズ(2016)』には対極的な面もある。『チャーリーズ・エンジェル(2000)』がお色気要素が色濃く男性上位の雰囲気を残しているのに対し、『ゴーストバスターズ(2016)』はだいぶ女性上位だ。ちょっと反動が目立つくらい女性上位で、クリス・ヘムズワースは徹底的に筋トレ馬鹿を演じている。

これから娘が成長していって、この2つの作品をどのように評価するようになるのか、興味深い。いつか『チャーリーズ・エンジェル』の価値観は古くさい、『ゴーストバスターズ』の方がイカしてる、と言うようになるだろうか。

今はまだ、ちょっと想像ができない。


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