「くるま」の選び方に対する考察

なんの脈絡もない…いや、実はないわけではないのだけども…

先日、弟君が(とっても低予算でorz)車を買いました。まさか見に行ったその日に契約するとは思いませんでしたが、そこで我が家の車に対する考え方の違いを目の当たりにしました…
なんとなく、文章にしてみたいと思い、mofupiの車の選び方について書いてみます。

この人の前提条件

まず、mofupiは幼少期から車が好きで、5才の頃から東京モーターショー皆勤賞です。前回はプレビューデーに乗り込んでいます。そんなわけで、買うわけでもないのにgooネットをよく眺めています。
今まで乗ったレンタカーを含む車種は…数を忘れるくらい。
プライベートでは小型車、仕事では商用車をよく乗っていました。
スポーツカーとか4輪駆動にはあまり縁が無いのが悔やまれる…

自分で所有した車は、今の車が2台目です。なんだかんだ愛着がわいてしまいそこそこ乗り潰すのと、そんなに財布の中身が無いので、台数は少なめです。(とはいえ、まだ今年30才ですから、普通はそんな物なんだと思います。)

所有した車達

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最初の車:ホンダ アクティ バン
「農道のNSX」の称号は伊達ではなく、まさかのMR&高回転型エンジンが、街乗りではとても楽しい車です。

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次の車(現車):ルノー カングー
まさかのフランス車。ゴーン被告時代の車です。
ナンバーが白くなったことで(あああ)キロの巡航も快適楽勝。

車を選ぶときに考えること

当たり前ですが、私も考えなしに自分の車を買っているわけではありません。
mofupiが車を選ぶとき、下記のことを考えます。

譲れない物をあげる
選定をする時の生活環境、移動距離、そのときに想定されるであろう車の使い方を考えて、「これだけは譲れない」という条件を決めます。
これが後々の車種選定に影響します。
アクティの時は「新車・MT車・軽・4人乗車時に荷物がわんさか積める・車中泊ができる」でした。
アクティはMTの設定があり、軽自動車の貨物登録(前金が4千円と激安)、4人乗っても広い荷室があり、2名乗車ではがっつり車内で寝袋を使って眠れるというところが選定理由でした。
カングーの時も「MT車、乗用車(2Lクラス以下)、大人4名が『快適に』乗れる、ベンリィ(原付)が積載できる、車中泊ができる」という条件を設定しています。
こうしてあらかたの車種を絞り込んだ上で、物件選びに移ります。

候補を絞る
こうして条件がそろったら候補を絞ります。
大体譲れない物をそろえていくと、候補がかなり狭まります。というか、カングーの時は「乗用車」と「MT」となった時点で私の中ではこの車以外の選択肢はありませんでした。
アクティの時はミニキャブやサンバーと競合しましたが、それぞれ理由があり(というか、生産や受注が終了した)、あの車種になっています。
車種が決まればGoo-Netやカーセンサーなどの中古車情報サイトで物件を探せます。
新車であればそんなことせず、ホンダのディーラーで見積もりを取るだけで終わりでしたが、中古となれば話は別です。

実車を見に行く
予算を考え、その中で買えそうな車を探していきます。横浜青葉のあたりまで車を見に行って見積もりでしょげて帰ってくるとか…ありました。
…とえらそうに書きましたが、カングーの時は上司が見つけてきた車が値段交渉の末に予算に合致したため、そのまま判子を押して帰ってきたという勢いも必要です。

最後は清水の舞台から飛び降りる

金額がまとまれば後は判子を押すだけです。
これを押したらもう後には引けません。粛々とローンの手続きや駐車場の手続きをして実際に車を向かい入れます。画像3

「外野の意見」はあくまで「外野の意見」

なんで車を買わないといけないのかなんて、理由は人それぞれです。
結局は使う人がどんなことを焦点に置いているのかが、何より重要視されるべきです。
私はそんな買い方はあまりしませんが、ライフステージの変化で急ぎ買わないといけないことや、今の車が壊れて急場をしのぐ意味で購入するケースもあるでしょう。
その中で「車齢何年以上はすぐ壊れる」とか「走行距離ウン万キロ以上は走れない」とか「外車は壊れるから国産にしろ」とか…アドバイスは受け入れますが、結局は買う人の判断にせざるを得ないのです。
(mofupi的には1年1万キロ「走っていない」車の方が、車齢が増えていくにつれ怖いです…走っていないって事は放置されてた?)

1つの目安として車両は10年10万キロが退役の目安と少し前までは言われていました。ただ現代の車は性能が大分良くなってます。
実際問題、車齢や走行距離だけに縛られず、物を見てみて、譲れない物を満たしているか、予算は合致しているか、管理は適切にされていたか、事故や修復歴は時分の許容できる範囲かを判断した方が良いと思っています。
点検整備簿、重要です。メーターの交換も履歴があれば購入対象にしても良いと、私は思います。
ただメーター巻き戻しや修復歴のある車(とくに中〜重程度のもの)は慎重になった方が良く、本来であれば避けるべきでしょう。
その辺も、実車確認の際には確認すべきだと思います。

購入してからアフターをできる環境を整える方が大事

買ってしまったら最後、しばらくはその車を乗ることになるので、メンテナンスで信頼できる工場を探すとか、その車の持病を確認しておくとか、そういうことは必要です。
特に現車は「フランス車」なので、日本人の考え方と随所に違いがあります。
ドアノブ1つとっても「この剛性で大丈夫なの?」と思うところもあれば、ドアの厚みは「国産より厚いし重い」です。
また、接着剤が日本の気候に合っていないのか弱い気がします。
そんなことを相談できる車屋さんを家の近くにも見つけておかないと、私の場合は埼玉まで車を飛ばさなければならなくなります…

おわりに

とまあ、「何かあったんだろうな」と思われるノートの書き方をしてしまいましたが、結論としては「買う人が何を求めているか」を持って、ベストは何かを考えるべきです。
予算があえば何でも良い人もいれば、私のようにこだわりを持つ人もいます。
もし「これから車を買おうかな」と考えている方がいるのであれば、車種や物件を選ぶ際に「こんな選び方もあるんだ」とご一助にして頂ければうれしい限りです。

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