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風邪のときのラブラブおうちデート

これはあなたと大好きな彼の物語♡

短いけど、
ふわっと幸せになってもらえたら嬉しいな

あなたはいま大好きな彼と同棲しています
付き合って3ヶ月
善は急げということで彼の方から合鍵をあなたに渡してくれました

あなたはその鍵を宝物のように受け取り
嬉しくて仕方がありませんでした

いざ一緒に暮らしてみると
想像以上に嬉しいことがたくさんありました

朝起きたらすぐ隣に大好きな彼の寝顔があり
夜眠るときも彼にくっついて後ろから抱きしめられて
安心しながら眠りにつく

彼の首すじに鼻を当てて
大好きな彼の香りを思いっきり独り占めする

彼はくすぐったくて
あなたの髪をくしゃくしゃにしながら笑う

何気なく過ごしている横に彼がいる
当たり前に隣にいて笑い合う毎日

ごはんも、テレビも、お風呂も。
嬉しいときも、悲しいときも。
ずっとずっと一緒。

ふたりはもう夫婦みたいだね、って
お揃いの食器や色違いの歯ブラシを見るたび
心が温かく幸せになる

そんな満たされた毎日を過ごしていました

ある日あなたは忙しい日々のせいか
体調を崩し熱を出してしまいました

心配そうな彼

大丈夫?

そう言っておでこに手を当てて
熱を測ってくれます

大丈夫だよ

そういって
彼を仕事に送り出そうとするあなた

彼はまた心配そうに
少しあなたを見つめたあと
近づいてきて
おでことおでこをくっつけて
あなたの目をじっとのぞきこみます

あなたは熱のせいだけでなく
彼との至近距離にドキドキします

彼がキスしようとしてきたので

キスしたら風邪うつっちゃう、
と一旦引くあなた

彼は

そんなの関係ないよ
あなたの風邪ならうつして

そういってあなたの両頬をこわれ物みたいに
大切につつみ込んで引き寄せ
優しく唇を重ねます

あなたはそれだけで
さらに熱が上がってしまう

でも幸せっていう栄養をいま
たくさんもらったから早く治るかも

そんなことをうっとり思いながら

ふたりは風邪のことをわすれて
時間も忘れて熱くなりながら
夢中でキスしつづけました…♡

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