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『乳糖不耐症』のおはなし

※赤ちゃんのうんちについて触れています。

先週の月曜日にロタウイルスにかかったと診断された娘。

月曜日は保育園を早退し、火曜日からはお休みしていました。

幸い症状としては下痢のみで、発熱や嘔吐は一切なし。
よく飲みよく寝てよく遊び、いつもどおり過ごしていました。

「便の状態が良くなったら再度受診を」と病院には言われていましたが、ゆるゆるうんちなのでおむつ替えの回数が激増。
あまりにもたくさん見ていたので、良い状態か悪い状態なのかがわからなくなりそうに。

そんなわけで、「なんとなく良くなってる気がする・・・」と思った土曜日の朝、現物(中身入りのおむつ)を持って娘と病院に向かいました。

娘の診察をして、現物を確認した結果、『週明けから登園OK』との許可が!!登園許可証に先生のサインをいただき、いそいそと帰宅しました。

が。

夜になってもうんちの状態は相変わらずゆるゆる。
日曜日も終日ゆるゆる。
そして所々白いものが混じっている。
なんだかゼリー状のぷるぷるしたものまで出てきた・・・!!

本人はごきげんやけど、ロタが治まったあとのうんちってしばらくこんな感じなんかな・・・?
ゆるいのはちょっと長引いたりするんやろうか・・・?

息子はロタにかかったことがないので、我が家では初の出来事。
登園の許可は出たのに不安な気持ちは消えそうにありませんでした。

日曜日の夜、こどもたちが寝た後にあれこれ検索。
すると、「これかな・・・?」というものがヒットしました。

それがタイトルにも書いた、『乳糖不耐症』です。

乳糖を分解する酵素・ラクターゼが減少し、母乳やミルク、乳製品を摂取すると下痢を引き起こしてしまう状態・・・とのこと。

どこからどう見てもこれだと思った私は、月曜日の登園前にもう一度娘を病院へ連れていくことにしました。

念の為に持参した中身入りのおむつはウイルス検査へ。
ロタは出てこず、アデノウイルスも出てこなかったため、そこは問題なし。

そして先生から告げられたのは、やはり『乳糖不耐症』でした。

赤ちゃんは胃腸炎などで下痢になるとそこから二次的に乳糖不耐症になることがあるらしく(二次性乳糖不耐症)、娘はまさにそのパターンだったようです。

ドロッとしたゼリー状のうんちは腸の炎症によるものだそうで、乳糖不耐症の症状が落ち着けば改善すると言われました。

分解を助ける酵素剤『ガランターゼ』が処方され、しばらくは母乳やミルクを飲む時に服用することに。

長引く下痢の原因がはっきりとわかって、ようやく一安心・・・!!

でも、ここでまたひとつ不安の種が。

自宅にいる時はお薬で対処できるけれど、保育園にいる時はどうしよう。
「乳糖が含まれないミルクが保育園にあるようなら変えてもらってください」と言われたけれど、あるんだろうか。
入園説明会の時に「基本的に園でお薬はお預かりしません」と言われていたしなぁ・・・。

調剤薬局でお薬を受け取り、『登園は問題なし』と言われていたのでその足で保育園へ。

どうしたものかと考えつつ、担任の先生に診察結果を報告しました。
すると・・・。

「乳糖を含まないミルクは残念ながら使っていませんが、乳糖不耐症に限り園でもお薬を飲ませることになっているので大丈夫ですよ!!」

あああ、よかったああああ!!!!
これで娘は安心してお腹いっぱいミルクを飲むことができる!!
投薬のための書類にサインをして、お薬を先生に預けました。

あとは様子を見ながら娘の回復を待つばかり。
今度こそ本当にホッ・・・とできました。
油断せず慎重に、でも気持ちに余裕をもって過ごしていきたいと思います。


もしお子さんが『胃腸炎等は治ったのに、うんちがゆるいまま』という、うちの娘と同じような症状で悩まれている方がいらっしゃいましたら、是非この『乳糖不耐症』の可能性を考えてみてください。
早めに病院で診ていただくことをオススメします。


『乳糖不耐症』
またひとつ、勉強になりました!!

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