HSPは嫌な事ばかりではない

前回の投稿へ『スキ』して下さった方、ありがとうございました!


私は医師やカウンセラーさんから極度のHSPと言われました。HSPは病気ではなく、生まれつきの個性です。

聞こえてくる音や目に見えるもの、人の感情などに敏感で影響されやすくて疲れやすいデメリットがある反面、お花のいい香りや繊細な味付けの料理など、小さな幸せもキャッチできるメリットもあります。

嫌な事だけではない。良い事もある。それは、分かっているのです。

だけど、聴覚過敏やミソフォニアのせいでどうしてもデメリットばかり感じてしまいます。持病のせいにするのは言い訳と言われてしまうかもしれません。だけど、とても辛いのは事実です。だから、私からしたら持病がHSPのデメリット部分を加速させているのは言い訳ではないのです。

そんな私も先日、久しぶりに小さな幸せを感じる事ができました。

先日、安い無線のキーボード(メンブレン式=軽い打ち心地)を購入しました。今まで使っていたのは有線のゲーミングキーボード(メカニカル式=しっかりとした打ち心地)で、線が邪魔なのと打つ音が大きかったので買い替えました。

だけど使ってみたら(個人的に)打ちづらく、腕が痛くなってしまいました。音は静かで、線の煩わしさは無いのですが…

そう言えば、私はHSPで聴覚過敏とミソフォニアだけれど『キーボードを打つ音は不快ではなかったな(音が大きいと思っただけ)』『線は、まとめておいたらそこまで煩わしくなかったよな』そして『あの打ち心地』と『カスタマイズして淡く光るのがかわいくて気に入っていたな

小さな幸せ、キーボードで感じていました。結局無線のキーボードは予備としてしまっておき、有線のキーボードに戻しました。買い物は失敗してしまいましたが、小さな幸せに気付けたのは嬉しかったです。

HSPで、確かに苦しむ事のほうが多い。だけど、少しでも必ず、小さな幸せはある。

そんな小さな幸せのおかげで、私は極度なHSPでもなんとか生きていけるのだな、と思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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