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【ストリーミング編】 2018年ニュース総集編

すでに列強のメジャー・スタジオたちと肩を並べ、クリエイターたちとのコラボレーションを次々に成立させている新興ストリーミング・サービス勢たち。その勢いは2017年以前から認知されてきたが、2018年は最後まで減速の兆しを見せなかった。

ミニ・メジャーの一員であるライオンズゲートが身売りするという噂や、老舗劇場チェーンであるランドマーク・シアターズの買収交渉には、そんなストリーミング勢の名が必ず上がるほど、各社はキャッシュフローが潤沢。市場でも受けが良く、大口の借り入れにも困らない。その成長性を見越して、コンテンツ製作費用が湯水のように使われる「異常な日常」は、2019年以降も続くことはほぼ確実だ。

注目すべきは、別稿にて取り上げた【日本IP編】ニュース総集編で取り上げられた邦画コンテンツ産業界の動きの多くが、これらストリーミング勢の動きと重複することだ。

旧来の価値観に縛られた大手スタジオたちの重い扉をこじ開けることなく、脇道から世界進出を試みるのも魅力的な現代。ニッチだが深い客層を堅持する日本産コンテンツが真に翼を広げられるプラットフォームこそ、これらストリーミング勢たちなのかもしれない。

関連記事:

ストリーミング全面戦争の裏で展開するハリウッドの「才能争奪戦」
(掲載:mofi 第228号 2018/11/19)

1月−3月

■ ウィル・スミス制作会社、ソニーとのファーストルック契約を更新せず
20年続いたウィル・スミスとソニーのファースト・ルック契約は、主演しヒットを記録した『ブライト』で仕事を共にしたネットフリックスに移るのだろうか。時代の趨勢を感じさせる出来事だ。(M)

■ ライオンズゲートM&Aか 報道で株価高騰
買収交渉先はアマゾン、ベライゾン、そして再合併すると言われるヴァイアコム・CBS。中でもアマゾン・スタジオとのM&A話は、映像業界の未来像を占うかのように象徴的。(O)

■ 2017年4Qネットフリックス売上・利用者数、予想上回る結果に
『ザ・クラウン』『ブライト』が要因と言われるが、オリジナルコンテンツのライブラリそのものの着実な拡大がここまでの新規利用者を取り込むとは、意外。(M)

■ R・マーフィー、5年間$300Mでネットフリックスと独占契約
ネットフリックスによるTVショーランナーの囲い込みはますます白熱している。『グリー』『アメリカン・ホラー・ストーリー』のショーランナーであるマーフィーは、『グレイズ・アナトミー』のションダ・ライムズに続く形でネットフリックスと専属契約を結ぶ。(M)

■ ネットフリックス、2018年だけで700本のオリジナル・シリーズを製作
$8Bのコンテンツ製作予算があるとして、確かに700本くらいは作れそうなものだが、確実に視聴者側は網羅することはできないだろうから、ますますキュレーションが必要になってくるのではないか。いずれにしても、驚きの数字だ。(M)

■ ハリウッドによるネットフリックスへの映画配給権売却のジレンマ
映画興行では成功しなさそうな作品を、一定の金額でネットフリックスに売ってしまおうとするハリウッドスタジオ。直近では、パラマウントの『クローバーフィールド:パラドックス』 “Annihilation”といった作品のネットフリックスでの公開が話題となったが、このような消極的手段は長期的には誰も得しない構図では。(M)

■ 『デッドプール』原作者、ネットフリックスと専属契約へ
『デッドプール』とトーンが近く、エッジの効いた「エクストリーム・ユニバース」をネットフリックスで実写作品として展開する契約を結んだことを発表。どこもかしこもユニバース…とは思うものの、果たしていかに。(M)

■ ディズニー組織改編 ストリーミング・サービス専用の部門を設立
「ディレクト・トゥ・コンシューマ&インターナショナル」部門の長となるのは、これまでの各種M&Aを牽引してきたケヴィン・メイヤー氏。テーマパーク部門を率いてきたボブ・チェイペック氏は、コンシューマ・プロダクツ部門との新統合部署「パークス、エクスピリエンス&コンシューマ・プロダクツ」を統べる。過去20年で最大級の改編。筆者の背筋も凍る。(O)

■ スピルバーグ監督「ネットフリックス作品はオスカー対象外とすべきだ」
ネットフリックス脅威論の立場をスピルバーグ。「劇場で観る映画」というスタイルがいつまで続くかを考えさせられるこのタイミングでの発言は、賛否が分かれるのではないだろうか。(M)

■ Netflix、リュック・ベッソン率いるヨーロッパ・コープ買収で交渉中
史上最大のインディSFと言われた「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」の不発で人員整理などを行っていた同社を、ネットフリックスが買収すると伝えられている。同社のライブラリをネットフリックスが「買い取り」、リュック・ベッソン製作のコンテンツをストリーミングサービスが独占で流す、という流れ。弱ったところへ入り込んだか。(O)

「AppleのA24買収」は虚報。シリコンバレーが落とすハリウッドへの影

アップルは今年、コンテンツに$1Bを費やすと発表している。新世代のフォックス・サーチライトと呼ばれるA24の買収は誤報で、両社はコンテンツ単位のコラボレーションをするにとどまるようだが、今後もシリコンバレーによるハリウッド進出は止まらない模様。(O)

4月−6月

ネットフリックス、サンセット通りをおさえるビルボード会社を買収?
報道によると、ロサンゼルスはサンセット通りで存在感を持つ大型ビルボードの管理会社を、ネットフリックスが買収する算段を立てているとのこと。その額$300M。成立すれば、HBOやSHOWTIMEなどは別の宣伝場所を探さなければならないだろう。(O)

ネットフリックス、カンヌ映画祭への自社映画出品を取り下げ
「カンヌvsネットフリックス」の構図を明確に打ち出た。ルール変更からのボイコットという流れにより、ネットフリックスがより主体的にポジションを取ることに成功しているようにも見え、インタビュー部分もその印象が明確。果たして劇場公開されるものが「映画」なのかと、より根本的な問いもまた突きつけられている。(M)

Viz Media、オリジナルIPへ進出 ネットフリックスで新作アニメ
ネットフリックスで人気を博したアニメ「Castlevania(悪魔城ドラキュラ)」のプロデューサーと手を組み、メキシコを舞台にしたアニメ作品を製作する。日本国外での「アニメ」製作が加速している。国産アニメの海外進出も遅れを取っている暇はない。(O)

アップル、TVアプリからチャンネル会員登録を可能に
AmazonがHBOやSHOWTIMEに提供しているのとほぼおなじ方法で、アップルも自アプリからのチャンネル会員登録ができるようにするとの報。いままでは各外部チャンネルのアプリを通して登録しなければならなかったシステムを一本化する点がポイント。アップルのコンテンツ戦略の小さな一歩ということころ。(O)

ネットフリックス 時価総額でディズニーを抜いて業界トップに君臨
会員数1億2,500万人を記録したネットフリックスは一株あたり$349.90を記録し、時価総額でディズニーを僅差で抜く$152.6Bとなった。DVDの宅配サービスから始まった創業21年目のエンターテイメント企業が業界1位へと到達したことの意味はとてつもなく大きい。業態に大きな差があるとはいえ、今後20年ほどの産業構造を占う事件とも言える。(O)

O・ウィンフリー、アップルとコンテンツ契約締結
アップルのコンテンツ戦略に、オプラ・ウィンフリーが参画。ウィンフリーは自身のネットワーク「オプラ・ウィンフリー・ネットワーク(OWN)」との間に、TV広告モデルのケーブルテレビ番組を製作・出演する契約を結んでいる。このため、アップルとの契約はこれに抵触しない領域で展開される。アフリカ系アメリカ人層および政治的にリベラルな層に絶大な影響力を有するウィンフリーを、アップルが獲得した意味は大きい。(O)

7月−9月

アップル、アマゾン・プライム式の月額登録制サービスを検討中
アップル・ミュージック、動画のオリジナル・コンテンツ、そして雑誌購読サービスを一本化したサービスを画策している、とのこと。まずはアップル・ニュースのアプリとTextureと呼ばれる定額制の雑誌購読サービスの統合からはじめるそう。続いて、登録者数4,000万人と言われる動画および音楽のストリーミング・サービスとの融合をはかる。いまのところは、無料郵送サービスのないアマゾン・プライムといった雰囲気。(O)

ワーナー、β版「DCユニバース」配信サービスを夏にローンチ
秋に正式ローンチ予定の「DC」コミックス専門のストリーミングサービスが、8月から試験的にオープンする。同サービスには、2019年にDCコミックス原作のオリジナルドラマ『Titans』『Doom Patrol』『Swamp Thing』などが投入される予定。WBアニメーションからは「Harley Quinn」「Young Justice」などの新タイトルも独占配信される。過去のライブラリも充実するとのこと。各社、ストリーミングの独自展開に拍車がかかる。(O)

ネットフリックス、SiriusXMとコメディ専門ラジオ局を開設
新設の衛星ラジオ局には、ネットフリックスのオリジナルとして配信されている既存の番組の音声が放送されるほか、新規のオリジナル番組やタレントのコンテンツも投入されるそう。(O)

ディズニー発のストリーミングサービス、その全貌が次第に明らかに
ディズニーのマーケティング部門出身のRicky Strauss氏が、待望されるディズニーのストリーミングサービスのトップに就任。ジョン・ファブロー監督主導の『スター・ウォーズ』実写シリーズなど、シリーズ10話で$100M規模の作品や、『わんわん物語』『王様の剣』の実写化をはじめとした$20-60M規模の映画作品など、レパートリーも徐々に判明。(M)

老舗劇場チェーン「ランドマーク」は誰の手に? 候補にアマゾンの名も
2011年にも売りに出された同チェーンは当時、買い手がつかなかった。しかし激変する昨今のビジネスでは、新たなバイヤー候補がごろごろしているそう。もっとも有力と言われる買い手は、アマゾン。同社の「プライム」のストリーミング・サービスに先立って劇場公開を行う「インディ映画スタジオの新星」が、劇場を持つとしたら? ちなみに、そもそもアメリカでは「配給会社が映画館を経営してはいけない」という取り決めが、40年代に定められている。この条件そのものが司法省によって取り払われる可能性も、実はあるらしい。業界はいよいよ変わり始めている。(O)

ネットフリックスに追いつけ追い越せと奮起する大手スタジオ
ネットフリックスが映画業界に激震を与えている様子、それに対してハリウッドの各社各様の対応の様子が読み取れる考察記事。ディズニーはフォックスを買収し、ワーナーはAT&Tと組み、業界全体の勢力図がまさに書き換えられている。ハリウッドのパラダイムシフトは加速するばかりだ。(M)

ネットフリックス、ディズニー製作部門の重役を引き抜き
ディズニーの大ベテランである Tendo Nagenda氏がネットフリックスに移籍することは、フォックスを取り込み会社の構造を作り直す只中にあるディズニーにとっては大きな痛手。ネットフリックス対ハリウッド全面戦争、トップクリエイターに引き続きエグゼクティブ層の引き抜きまで進む展開、待ったなし。(M)

A・キュアロン監督 "Roma"(原題)に金獅子賞 ヴェネチア映画祭
注目すべきは、本作がネットフリックス製作の作品であること。カンヌから火花が散っていた劇場興行vsストリーミングサービスの葛藤に新展開をもたらす結果といえよう。ストリーミング発であろうと、優れた映画作品は、優れた映画作品と評価される世界へ。(M)

プライムタイム・エミー賞発表 全受賞者・受賞作リスト公開
アマゾン・スタジオの「Marvelous Mrs. Maisel」がコメディ部門を席巻。ドラマ部門はおなじみ『ゲーム・オブ・スローンズ』が多数受賞。各シリーズで異なる刑事事件を取り扱う「American Crime Story」もまた栄冠に。ネットフリックスら配信勢が隆盛を極める中、ケーブル局ではHBOが常にトップを争う。(O)

アマゾン&ネットフリックス 独自作品倍増の見通し 調査会社調べ
調査会社Ampere Analysisによると、多数の競合をおさえてトップ争いに先んじるため、配信勢はオリジナル・コンテンツをさらに増産するとみられている。すでに尋常でない予算をつぎ込んでいる両社だが……アップル、フェイスブック、YouTube、ディズニーなど、競争は苛烈を極めるばかりだ。安心してはいられない。(O)

ネットフリックス、日系アメリカ人ライターと包括的企画開発契約を締結
オバマ夫妻や業界トップ中のトップたちと包括契約を結んできたが、「今後は相手を選ぶ」と話していたことも印象深かったネットフリックス。そんな彼らが、アニメーション部門では若手女性に白羽の矢を立てた。Shion Takeuchiは名門カルアーツ卒で、ピクサーでもストーリー部門で技を磨いた。若い才能が機会を与えられている。(O)

10月−12月

アマゾン傘下の映画祭応募プラットフォームが閉鎖の憂き目に
サンダンス国際映画祭、LAフィルム・フェスティバル、トロント国際映画祭、そしてその他数多の映画祭の応募プラットフォームとしてフィルム製作者たちに知られる「Withoutabox」が、来年10月末に閉鎖されることになった。競合のプラットフォームも生まれているので、自主制作映画の登録に困ることはないだろうが...ひとつの時代の終わりというところだろう。ネット配信技術やオンライン登録の利便性が高まった証拠。(O)

アップルの独自ストリーミングサービス、全世界ローンチ予定
世界100か国でローンチとのこと。特筆すべきは、アップルのオリジナル番組は、アップル端末を持っている人に対しては無料で提供されること。そのほかのテレビチャンネルも有料で提供するモデルを採るが、採算はどのようにとるのか、はたまたアップルのハードウェアを購入するインセンティブにコンテンツを位置づけるか、謎は依然として多い。(M)

ネットフリックス、アワード狙いのオリジナル三作品を劇場先行公開
「ストリーミングと劇場の同時公開」を鉄則とした結果、今年のカンヌを完全にスルーすることにしたネットフリックスだが…ここへきて方針を転換。なにせアルフォンソ・キュアロン監督作、コーエン兄弟監督作、そしてSusanne Bier監督&サンドラ・ブロック監督作ともなれば、受賞にも期待できる。アマゾン・スタジオ的な方針へと切り替わるか。(O)

ディズニーのストリーミングサービス「ディズニー+(プラス)」詳細発表
ネットフリックス、アマゾンプライムビデオ、AT&T/Warner Media、Appleの各サービスと真正面から対峙する「ディズニープラス」という名前は忘れないように銘記しておきたい。スポーツ系のSVODである ESPN+、そしてHuluともまたちがうブランドで、『ローグ・ワン』のさらに前日譚、『マイティ・ソー』のロキを主人公に据えたシリーズ、『モンスターズ・インク』『ハイスクール・ミュージカル』そして別の『スター・ウォーズ』にシリーズなど、これまで獲得してきたIPを使い倒す番組の布陣を揃える。次回のより詳細なアップデートは来年4月。(M)

“ROMA” の劇場公開が掻き立てる一流映画監督の期待
アカデミー賞が有力とみられているからこそ、特別措置として劇場公開という切り札を切ったネットフリックス。この事態をうけ、ほかの大御所監督も作品によっては劇場公開を求めることは必至だろう。「キュアロン・トリートメント」と業界では呼ばれはじめているこの現象、果たして広がりをみせるかどうか? スコセッシあたりは黙ってはいないだろう。(M)

アップル、アートハウス系作品の製作元A24と長編契約を締結
『ムーンライト』で一昨年のオスカー作品賞を掠め取り、そのほかも『エクス・マキナ』『ルーム』『The Lobster』『レディ・バード』などで勢いある製作会社、A24。複数年の契約で、アップルのコンテンツ・ビジネス進出への強力な助っ人となることは確実。(O)

アマゾン、低予算ヒット作の製作元Blumhouseと8作品の長編契約締結
B級ホラーの量産工場から『ゲット・アウト』でオスカー・レースに名乗りを上げるまでになったプロダクション、Blumhouse。同社がアマゾンのストリーミング・サービスに向けて8本の長編劇場作品を提供することに。ジャンルはすべてスリラーおよびホラーとのこと。(O)

アマゾン本社、ニューヨークとバージニア州に本社機能移転が確定
ニューヨーク州はクィーンズ。バージニア州はアーリントンがホームタウンに確定した。各都市約25,000人規模の雇用が生まれるらしい。経済効果の大きさが話題になっていたが、同時に都市機能の過密化も問題視されている。(O)

ディズニー、フールー時価総額$9.3Bと発表
ディズニーがフォックス分と合わせて60%の株式を保有するストリーミングサービスのフールーの時価総額を、想定より少し高めの数字に設定した。自社のストリーミングサービス “Disney+” とは別のまま存続させるのか、はたまた売却するか、引き続き動向には注視したい。(M)

『カウボーイ・ビバップ』Netflixで実写ドラマ化 渡辺信一郎監督が監修
これまでの日本IPの海外展開について報じられている数々のニュースでも、ひときわビッグなタイトルだ。全10話、渡辺信一郎監督が監修するとの報には期待が持てる。(O)

『ブレードランナー』アニメ企画進行中 神山健治と荒牧伸志両監督就任
アルコンが復活させたカルト映画の続編『ブレードランナー2049』は、一大フランチャイズのはじまりとなるはずだった。しかし興行の不振ぶりから、直接の続編を製作することにはブレーキがかかっている。アニメ企画の進行の背景と言ってもいいだろうが、きっかけはどうでも良い。強烈なタイトルに日本人アーティストたちが絡むことそのものに意義がある。(O)

史上初 配信勢がTVを抜いて生産数一位 コンテンツ製作割合
アメリカのテレビシリーズの総製作本数は今年、495本と最多を更新。2002年の182本と比べると圧倒的な差で、2014年と比べても385%増という驚異的な盛況ぶり。面白いのは、かつてはテレビ関連の雇用を牛耳っていた全国ネット局(”Broadcast”)の本数はほぼ同じ数字で推移していること。ケーブルテレビの基本局群(”Basic Cable”)はエッジの効いた作品を量産するようになり、それに輪をかけて配信勢が急激に幅を利かせるに至った。時代は確実に転換期を迎えたと言って良いだろう。(O)

アップル、LAはカルバー・シティで1,000人規模の雇用 2022年までに
オフィスはコンテンツ製作のハブにもなる。HBOが入居する予定だった広大なオフィス・スペースを、アップルが借り受けることを決めたとのこと。近所にはアマゾンのコンテンツ部門が事務所を構えており、ストリーミング勢がひしめくエリアとなる模様。ハリウッド進出を目指すエグゼクティブの卵の諸氏よ、この1,000人に潜り込むのも夢ではない。(O)

「ウルトラマン」北米展開へ再出発 リブート企画も始動か
「ウルトラマン」が海外展開の仕切り直しへ踏み出すようだ。ハリウッド・フランチャイズのデジタル戦略に寄与してきたとされる「スターライト・ランナー・エンターテイメント」とのパートナーシップが基軸。ストリーミング系で新たなシリーズを製作するとの見通しもある。伝統的ヒーローの飛躍なるか。(O)

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