見出し画像

脳のメガネ屋さん

はじめます

テーマは「面白がる」

「面白い」というと
お笑い的な「オモロイ」とか。
興味深い的な「ふむ、オモシロイ…」とか。
そんな「面白い」を想像しますよね。

私の中での「面白い」は「発見」に近いです。

「面白い」の語源の俗説は、
いろいろあるとは思いますが
私の中で一番しっくりきたのがコレでした。

【目の前(面)が、明るくなる(白)】

新しい世界が開けるような。
というより、知らないだけできっとずっと存在している世界。
そんな世界を見る目の、視力が上がったような、
そんな感覚です。

本、映画、広告、お笑い、旅行、会話、セミナー…
「面白い」コトってたくさんあるなぁと毎日感じます。

私は結構内向きな人間なので、
「お!これ面白いな。たぶんこうだからかな...。」
「なるほど、あれがこうだからか...。」
と、自分の中で完結させてしまいがちでした。

こんな風に思えるありがたい時間を
もっともっと「面白がり」たい。
面白がりきれていない感覚がなんとなくありました。

そこで、今回noteでやりたいのは、
「面白い」ことの共有ではなく、
「面白がる」過程そのものです。

例えば、昨年Twitterでバズることができたのも
SNSを改めて「面白がった」結果です。
計算高いと思われるのが怖かったのと、
言う必要性を感じていなかったので、
あんまり外には言っていませんが。笑
あのツイートに至るまでのことも
後々このnoteで書ければと思っています。
https://twitter.com/moeko_takemo/status/1065166080606236672?s=20

ここで、「面白がる」の定義を明確にしておくと、
「面白い」を人に伝えられる所まで言語化する
といったところでしょうか。

例えば、
雨が降ったときのあの独特の匂い。
コンクリート付近で、突然発生するアレです。
私はあの匂いがかなり嫌いなのですが、
なかなか表現がしづらい。

そんなモヤモヤを解消すべくネットで調べると、
あの匂いには名前がついていたんですよね。
その名も『ペトリコール』。
ギリシャ語で『石のエッセンス』の意。

この瞬間、私は新たな「視力」を手に入れました。
これからは「雨が降った時のあの匂い」
じゃなくて『ペトリコール』が使えるんです。
何なら和訳の『石のエッセンス』もなかなかいい。

もしかしたら雑巾に牛乳をこぼしたあの悪臭も
『雑巾のミルキーエッセンス』って言えるのでは!
とか。

ウンチクと言ってしまえばそれまでですが、
断片的な「知識」としてではなく
1つの「力」として捉えると、
世界を見る解像度がもっと上がるんじゃないかと
ワクワクしてしまいます。

「面白い」を立ち止まって考えたい。
そして言語化してみたい。
Twitterは「面白い」の表現には適するけど、
「面白がる」過程の思考ツールには物足りない。
メモでもいいけど、「人に伝わるレベル」を
意識したいから、オンラインに載っけたい。
よし、遅ればせながらnoteやってみよ。
という流れです。

「面白い」って私の中で1番の快楽です。
見えなかったものが見えるようになる。
視力の悪いもえこ(小4)が初めてメガネを
かけた、あの快感に似ています。

「脳のメガネ屋さん」
くらいの感覚でゆるりと始めてみます。
Twitterには書ききれないこととか、
書けたらいいなと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします。

私の脳、肉体の創作代とさせていただきます。 ありがとうございます。