嫌い、好き、嫌い

一日の大半は家にいる。世間の目を気にしてではない。家が、ひとりが好きだからだ。それでも運動不足とか気にして気分転換に散歩してみたりする。家の中にいて運動が続いた試しがない。リングフィットなんちゃらを続けている人は素直に尊敬する。家にいたら私は絶対運動なんかしない。自分のしたいことを優先したときに、運動さん、残念ながら断トツの最下位、告白されてもごめんなさいあなたとは付き合えません、である。のでなにかと理由をつけて外出しないと運動をしない。運動といってもその辺をうろうろ歩くだけなので運動というカテゴリに入れていいのかも憚られる。しかし実際に歩くと運動した気にもなれるし今日はやってやったな!感が生まれて心地良い。すべからく生き物に運動は必要だと思わせてくれる。さっきはあんなこと言ってごめん、お友達からはじめましょうへ進展した。ありがとう、おめでとう。
頻繁にやっているわけではないが、ここ最近は外へ出たらなるべく1時間くらいは歩くようにしているのだが事件は起きた。
下半身が気になる。なんか、むずがゆい。下半身というか足、脚だ。耐えられないほどのヒリヒリ感がこみ上げてきて思わず帰宅した。傷にならない程度の力でさすると足が真っ赤に染まってしまった。これはやばい(さすりすぎた自分のせい)と思って冷やしたら落ち着いた。ということが数日間何度か起こり怖くなってインターネットに頼った。インターネットとは私の心の友のことだ。
心の友は言った「運動不足の人が運動することによって、一時的に血流が良くなって起こる現象のことだよ。」と。
2000パーセント納得のいく理由だった。
これだから運動は嫌いだ。

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