見出し画像

わたしはわたしのためのわたしでありたい

自分を強く信じること
自分だけの道を進むこと

「わたしがわたしであること」は難しい
って思ってしまう。

なんとなく流れに乗って、誰かの言葉に従っていた方が楽なのかもしれない。

でも「自分を信じる道」の方が幸せなんじゃないかな、きっと。

ヒグチアイさんの『わたしはわたしのためのわたしでありたい』は、そんな中で挫けそうなときに聴いてほしい歌です。

********

彼氏いたってお金あったって
つらくなることないですか?
世界で一番わたしが
不幸だって思ってもいいですか?

この歌の印象的な出だし。

辛さの基準は人それぞれで、だけどわかってほしくて…。
でも人に話しても「彼氏いるからいいじゃん」とか、ないものねだりで共感し合えなかったりする。

それでも何と言われようと、人がどうであろうと「私は今つらいんだ!」って、時々叫び出したいよね。

うまく言えないモヤモヤをバシッと歌にしてもらえて清々しいです。笑

そして、サビでは「人に認められたい気持ち」と「うまくいかない現実」との葛藤が見られます。

誰もいない道 誰もくれないトロフィー
走り続けられるだろうか

本当は認められたい、誰かに褒めてほしい。
そんな本音をちゃんとわかっていて、でもそんなにうまくいかないことも知っていて。

それでもこの歌は

わたしのために わたしのための
わたしでわたしでありたい

こう続いていきます。

「人なんか関係ない、わたしはわたしだよ」って何度も強く強く言い聞かせてくれるような感じ。

中でも私が強く勇気をもらった歌詞がこの部分です。

誰もが背を向け 誰からも忘れられて
いつか来る日が怖いけど
誰でもないわたしがわたしを覚えている
強く強く

誰かの記憶に残らないと何もなかったような気がしてしまう。

でも誰が見ていなくても私だけはちゃんと、どんな小さな努力も見ている。

自分で自分を認めることの大事さを教えてくれているような気がします。

誰もいない街 誰も知らないメロディー
歌い続けると誓うよ

この歌は、ヒグチアイさんがシンガーソングライターとして生きていく決意のような歌だなと思う。

だから、同じくシンガーソングライターとして頑張る私に強く刺さる歌。

だけどそれだけじゃなく、毎日一生懸命生きるすべての人に「あなたはあなたのままでいいんだよ」と、力強く背中を押してくれる歌でもあると思います。

わたしがわたしのために生きなかったら
誰がわたしの人生を生きてくれるだろうか?

どこかで聞いたこんな言葉を思い出しました。

少しずつ、わたしらしく。

気になる方はぜひこちらから聴いてみてください♪

********

画像1

FM86.2MHz FMおとくに
毎週火曜日18:00〜18:59放送
「花崎もえの 〜花うた la la Radio〜」

このラジオの中のコーナー「音楽の物語」で10月13日(火)に話した内容をまとめています。

音楽には物語がある。
音楽が生まれるまでの物語、
聴いた人の物語…。

今回紹介したのはヒグチアイさんの『わたしはわたしのためのわたしでありたい』という歌でした。

Listen Radioというアプリで全国どこでも聴けますので、ぜひ音声でもお楽しみください♪

画像2


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?