太郎が言うので
マレーシアにいた時から、もう1年半も経ってしまったことに驚く。その間、noteは全く更新していない。
そもそもnoteを始めたのは、マレーシアでの留学生活を見落としの無いものにしたかったからだ。
だから期間限定だったし、日本に帰ってからは特に書きたいことも無かったので完全放置。
ただ、この自粛期間中に岡本太郎の『今日の芸術』を読んでいると、「やば〜何か書かないとだめだ」という気持ちになった。
というのも、「自分自身に充実する」ことが最近できていなかったなと改めて思ったから。
太郎が、こんな風に言っていて。
電気冷蔵庫を置いたり自家用車をもって、生活が楽になる。そんないわば、外からの条件ばかりが自分を豊かにするのではありません。他の条件によってひきまわされるのではなく、自分自身の生き方、その力をつかむことです。それは、自分が創りだすことであり、言いかえれば、自分自身を創ることだといってもいいのです。
私は、今の自分なんにも創りだしてない!と思った。
まあここで太郎は、「空虚な自分を回復するために芸術があるんだよ」って話をしているのだけれども。(私の受け取りミス)
具体的に言うと、私の場合「自分自身に充実する」という感覚は、自分の思考と身体をきっちり把握できたときに生まれる。
日々に忙殺されると、自分の脳みその中で4つくらい同時に考え事が進んでいるけど、1つにしかフォーカスできない状態になる。残り3つが把握しきれなくて、それが非常にストレス。
(何言ってんだって思うだろうけど、良い表現がわかりません。)
毎日忙しいし、「その時間」は充実しているからこそ、意外と自分自身の思考と身体に気が回っていない。だから、残る形で自分の内側を言語化して外に出す作業をしないといけないなって思った。
つまりは、私は書くことで自分自身を充実させることができるということだ。
そうやって自分を把握した結果、太郎の言う「自分自身を創る」ってところに繋がれば良いなと思う。
これを書くだけでも、残り3つのうち1つが明確になった。
意外と自分自身への見落としも多いことに気づいたから、これからは定期的に書こうかなと思ったり。面倒くさがりだから有言不実行の可能性もあるけど。
まあ太郎の本は読みやすいからおすすめだよ、という話でした。