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見たい景色があるから、ここでもがいてる ー私とDANRO CHILDRENー

去年の秋。Instagramのストーリーで目にし、参加を決めたのが「DANRO CHILDREN(通称:ダンチル)」というプロジェクト。

今年1年かけて、全国の子どもたちにイベントを届けていくのだけど、それに先立って3/15までクラウドファンディングに挑戦している。

ダンチルへの想いは、関わっていく中できっと少しずつ移り変わっていくはず。だからこそ、ここに今の想いを残してみたいと思います。

DANRO CHILDRENとは

スローガンは「対話の力で、孤独を防ぐ」。

「自分のままでいられる居場所」を全国のこどもたちに届けるべく、立ち上がったプロジェクトで、全国に70名以上のメンバーがいます。

▼想いやイベントの様子がわかる約2分の映像。音楽を担当しました!

すでに決まっている主なイベントはこちら。

  • 全国27ヵ所〜で開催する「写真×対話」

  • 秋に関東で開催するダンチルフェスティバル

これ以外にも、オンラインイベントや親子で参加できるリトリートなどもある予定です。

※「ダンチルとは」については、映像やクラファンページにしっかり語ってあるので、興味が湧いた方はぜひそちらもご覧ください。

いつか届けてみたいものが、ここにあったから

先日、改めてなぜ私はダンチルに参加したのか、振り返ってみた。

これまでずっと一人で活動してきたから、最初の最初は「チームで動いている場所に加わってみたい」……そんな興味からだったと思う。

「子どもたちのために何かしたい」という想いは、参加している他のメンバーと比べるとたぶん薄い。もともとそこに対する意識は、そこまで大きくはなかった。

だけど。

「音×対話」を追求してみたい。数年前にそう思い始めたとき、ふわりと描いた未来予想図には小学生や中学生の姿があった。

何を感じていてもいいんだよ、感じるのは自由。

「音×対話」では、何よりもそんなメッセージを届けたくて。「大丈夫だよ」って伝えたくて。だからこそ、一番自分のままではいられなかったあの頃に、届けたくなったんだろう。

ダンチルの「写真×対話」を見たとき、そしてダンチルが発しているメッセージを見たとき、すごく私の感覚と近いなと思った。

1台のカメラを持って、自由に写真を撮る子どもたち。どんな角度でどんな瞬間を撮っても素敵で、何が好きで何に心が動いたのか純粋に表現し合える世界。

私のままの感覚はあってもいいんだ。

誰かに受けとめてもらえる経験が子どもの頃にあったなら、どんなにいいだろう。どんなに良かっただろう。

きっと私自身が、そうした体験を子どもたちに届けられるようになるには何年もかかる。というか、そこまでの道のりはまだ想像もつかない。

だからこそ、目の前にできるチャンスがあるのなら飛び込もう。
そんな気持ちでダンチルに参加した。

あの頃の私も、満足してくれるような居場所を

私が所属しているのは、関西でのイベント企画を担う「関西チーム」と様々な表現者が集まった「Creativeチーム」。

Mtgを重ねたり、クラファンをいろんな人に伝えたり……まだイベント自体は始まっていないけど、すでに私の中にはたくさんの葛藤が生まれた。

中学生の頃、全校集会でスクールカウンセラーの紹介があり、「なんでも話しに来てね」と言われたことがある。でもそれに対し私が感じたのは、「話しに行けるくらいなら悩んでないよ」だった。反抗期?笑

でもそんな反抗期な私が今も私の中にいて、時々叫ぶのだ。
「自分のままでいられる場所なんかあるわけない!」と。

ダンチルの活動をする中で生まれたモヤモヤが、その声によるものかもしれないと気づけたとき、あぁ、だからここにいるのかと改めて思った。

「あるわけない!」と叫びたくなるほど、「自分のままでいられる場所」は私にとって希望なんだ。あると信じて、なかったときのショックが計り知れないから、信じないようにと必死なんだろう。

だから私にも体感してほしい。
あの頃の私が、納得してくれるような居場所を作りたい。

あまのじゃくな私のままで

本当は「今の子どもたちが抱える孤独を、少しでも救いたい」とだけ言えたなら、かっこいいのになと思う。

でも今のところ、子どもたちのエネルギーにはむしろ圧倒される気しかしない。きっとたくさん学びや気づきがあるはず。

だからこそ、「私は子どもたちに何を返せるだろう?」……そんな気持ちで、これからのイベント企画と向き合っていきたい。

ありのままの私はまだまだ弱くて、自分をそのまま出すのが怖くて、ずっと葛藤しながら生きている。でもそんな私だからきっと、怖さを抱える人に寄り添った言葉を紡げると信じたい。

「自分のままで生きるなんて無理だ」
もしそう思ってしまうなら、この1年のプロジェクトを見届けてみてほしい。

「本当は自分のままで生きてみたい」
「子どもにはそんな未来を生きてほしい」
そんな願いを心のどこかに持っているなら、関わってみてほしい。

一筋の光になれるように、私はここで葛藤と挑戦を続けているから。


▼3/15まで、2ndゴールに向けてクラファンに挑戦しています。同じような想いを持つ方、少しでも興味を持ってくれた方がいれば、こちらを見てみてください^^

▼ダンチルに関するnoteはこちら


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