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自分軸で生きる、はじめの一歩

仕事の締め切りが近いのに、残業しても残業しても終わらないとき。
友人に誘われるがまま、見知らぬ人ばかりの場所に来て、一人になっちゃったとき。

「どうしたらいいの??」と叫びたくなる。

でもそれって、ものすごく他人本位な言葉だなと、ある日気づいた。

「どうしたらいいの??」に続くのは、どんな言葉だろう?

……おそらく一番ぴったりなのは、「誰か教えて」な気がする。

そう叫びたくなるときはこの状況を、心のどこかで誰かのせいだと思っていて。打破する答えを握っているのは他人だと、思い込んでしまっているのだ。

でも、本当にそうだろうか?

締め切りまでに終わらない仕事を、引き受けてしまったのは誰?見知らぬ人ばかりの場所まで、足を運んだのは誰?

いつだって、自分の言動の最終決定者は "私" だ。

そんなふうに考えると、「あぁ全部私のせいだ、私が…」と自分を責めてしまいそうになるけど、ちょっと待って。最終決定者が私なのなら、いつだってなんだって自分次第なのでは?

だから「どうしたらいいの??」と思っちゃったときは、一呼吸おいてこう自分に問いかけてみてほしい。

「私は、どうしたい?」

「どうしたらいいの」を「私はどうしたい」に変えるだけで、少しずつ自分軸を生きるのに必要な考え方が身につく気がしている。2年くらい前からやってみているけれど、問いかけ直すたびに「そうか、私の人生は私次第なのだ」と気づかされる。

ときには、自分の力じゃどうしようもない環境に遭遇するかもしれない。金銭面、家族の問題、人間関係、健康状態……。「無理じゃん」と、神頼みすらする気が失せてしまうかもしれない。

それでも忘れないでほしい。
他人に自分の人生をコントロールすることなんてできないのだと。

すべては、自分で選んでいる。
そしていつでも、選び直せるのだと。

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