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人が殺せるSNS

誰かが犠牲になってやっと動く

コロナウイルス蔓延に突如緊張感が走ったのも
誰もが知るコメディアンの方が亡くなられたことが一つのきっかけになったのではないかと
私は思っているんですが

SNS上での誹謗中傷って結局子供のいじめと同じなんですけど
顔を見せずにできるがために大人が参加するしエスカレートするというのは人間の裏側がありありと浮き彫りにされた現象ですよね

最近だとLINE外しだったり各コミュニティーの掲示板的なもので集中攻撃をされたりもするようで
社会問題となっている割には対策が練られていないといった現状が伺えます
ただ 対策を練っても意味ないんですよね・・
また別の中傷の場を見つけると思います 


道徳的な話はあまり好きではないんですが
「他人にしたことが自分に返ってくる」というこれはそうとしか言いようがないので
まずこれがどういった構造になっているかというのをご説明します
簡単にいうと誰かの心を殺してしまったら自分が殺されるという話ですね


私たちが信じている世界というのは
世界があっての「私」 「私」が生まれる前から世界は存在していて
そこに「私」が生まれ 「私」が死んでも世界は在り続けるという考えです
しかしシュレーディンガーの猫という仮説があります
これは私たちが観測するまでは答えは決定されないという実験思考なんですが
その考え方でいくと
「私」という観測者が先になります
「私」あっての世界 量子力学的には「私」が観測するまで何も決まっていないということになります
これを踏まえて 下記図をご覧ください

鏡の法則-1

おっぱい(違う)

あなたが観測できる世界しか この世には存在できません
俗にいう引き寄せの法則というものは 
あなたが発したエネルギーをそのまま受け取り次の現実を作っているという
当たり前の法則の説明なんですが
あなたが発したエネルギーをそのまま受け取るのですから
世界はこのように◯で表現できるということになります

「あなた」から見て(観測して)正面にあるものが客体となります
「あなた」がこの客体に対して何かを思い 感情を抱いて
SNSで言葉を発したとします

鏡の法則-2

誹謗中傷の言葉をかけたとしましょう
そうするとどうなるかというと

鏡の法則-3

その言葉がエネルギーとしてあなたの元に還ってきます

この言葉に乗るエネルギーが強ければ強いほど
還ってくる量も多くなります

鏡の法則-4

実際に発した言葉と同じ誹謗中傷の言葉として受け取ることもありますが
正確にはこの中傷的な言葉を発したときに発生するエネルギーを受け取ることになるので
他者に投げかけた言葉以上の仕打ちを後になって受けることが多くなるのですね
なぜか

誰かを叩くときに「気分がいい」と感じるのは エゴの錯覚だからです
サイコパスでない限り 
この「気分がいい」の下には必ず 必ずや”罪悪感”が存在しています
危険なのはこの罪悪感に気付いていない振りをしていることなんですね
罪悪感のエネルギーを発生させているのにそれを抑圧しているので
更に罪悪感が沸くことをしてしまいます
ですから中傷が止められず 何度も何度も繰り返しては
自覚できない罪悪感を自分で浴びてしまっているのです そして
自殺の原因は”罪悪感”と”自己否定”です
つまりいつかは自分が死にたくなるようなエネルギーを自分で招き寄せているということになります
罪悪感は自分を裁き 自己否定は自分を殺します

これが「他人にしたことが自分に返ってくる」の中身です


誹謗中傷を受け続けて 鬱状態になっている場合は
殺人事件に発展することは十分にあり得ますが
そもそも感情が鈍麻していますので
叩いている側はその深刻さに気が付きません
しかし亡くなられた場合に限らず 何かの拍子に必ず臨界点を迎え
叩いた側が叩かれる側に逆転する時が訪れます
それからは生涯 その罪を背負って生きていくことになるのです
これから歩む人生のあらゆる場面でこの時のことを思い出し
退けようとしても胸の真ん中から動くことのない大きな罪悪感と
一生付き合っていくことになります
自分のしてきたことがいつか必ず自分の首を締めることになるのです


そして

自己否定が自分を追い詰めます
中傷を受ける側にも 当然同じ法則が働いています

鏡の法則-6

強烈な自己否定が 先にある
ですから 叩く側と叩かれて傷付く側はセットになってしまうんですね
家庭環境を見直していく必要があります
これはまた次の機会にご説明します

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