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7.「なんかちがう」の向こうに

来月のグループ展に向けて、メンバーのひとりの自宅を借りてミニ合宿中。多くの時間を一緒に過ごすうちに、話す領域も増えていっていてとてもたのしい。

コンセプチュアルな創作もだいすきだけど、今日描いたのはあんまりそういう意図のないものが出てきた。

いままでの絵と似通っているような気がして、うーんとなっていたけど、1日を終えて一息ついてみると、別におんなじような絵を描いたって別にいいんだよな。

絵を描く、を人生に迎え入れたときから、「なんかちがう」は明確にずっとあって。そこだけ指針としてあればいいのかもなという気がしている。

言語化された基準があるわけではなくて、自分だけが知っている感覚のような、到達点のような。なんかよくわかんないけど、確かに存在しているものがあるということも絵が教えてくれたもののうちのひとつ。

「絵を描く」とは自分にとって、「なんかちがう」の向こうを見ようとし続ける営みなのかもしれない。言語が追いついてくるのをのんびり待とうと思う。

20220226(sat) 22:11 at Arakawa

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