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雲のような_セルフライナーノーツ

惑星ごっこというバンドでベースを弾いています。
主な活動拠点としているのは北海道・札幌で、2019年7月からは活動がブラックホールへGO!しています。
自分自身も札幌を離れてもうすぐ1年が経ちます。

はろーはろー、こちら惑星ごっこ。カラダとココロに優しいバンド。2019.07.20ブラックホールへGO! しました。 4th ミニアルバム「わかって」発売中! Gt.Vo.ムラカミエイコ Ba.しましまもへ Dr.しゃきん


昨今のライブハウスが置かれた状況は楽観できるものではなく、何かできないものか...と考えていたところ、こういう企画が立ち上がったのを知り、参加することにしました!

(曲が)増えるタイプのクラウドコンピです。
札幌の音楽シーン総ざらいできます!

本日4月24日に惑星ごっこの曲が追加となりました!!!やったぜ!

惑星ごっことして考えたこと

惑星ごっことしては、「雲のような」という、未発表音源を提供しました!

コンセプトに合った曲にする…?という議論もありました。
でも、めちゃくちゃお世話になったライブハウスやスタッフのみなさまにいちばんいいのはより多くの売上が立つこと。

そのために惑星ごっことしてできるのは、より購入理由になるような付加価値をつけるくらいだよな〜と考え、新曲ではないものの未発表の音源を選びました。

いままでのどのCDにも入ってません!!!
そして、バンドの活動がブラックホールへGO!したいま、音源を作る予定もない!
ほんとにここでしか聴けないから買ってーー!

どんどん曲が追加されるし、box*というクラウドストレージで共有されるので、ストリーミング視聴ダウンロードもできます。
*DropboxやGoogle Driveのようなものです。

札幌のバンドシーン入門編としてもかなりおすすめできる内容です。なんと1000円!!!どこまで曲数増えるかわかってないのですが、4月24日の時点で30曲近く収録されてます。

ここからはぜひ、”雲のような”を聴きながら読んでください!

セルフライナーノーツ番外編はじまるよー

最新作の「わかって」というミニアルバムの収録曲について、セルフライナーノーツを書く企画をやってたのだけど、今回は番外編!
思い出しながら書いてみます。

いつもはひとりで好き勝手に書いてたのだけど、番外編かつ特別編なので、メンバーからのコメントももらっちゃいました!
最後に載せるね。

(バンド関連のいっさいがっさいが入ったマガジンはこちら)

ちなみに、左から順に
Dr.しゃきん→Gt.Vo.ムラカミエイコ(えっちゃん)→Ba.しましまもへ(私) です。

◆ざっくりメンバー紹介
えっちゃん
:全楽曲の作詞作曲と歌とギター担当。
ちょこまか動く(@^▽^@)ノ。太鼓の達人(うまい)とコナンとハム太郎で大体できてる。たまに顔文字が怖く見えるときがある(@^▽^@)ノ コワクナイヨ

しゃきん:ドラム担当。しゅっとしてる見た目とはうらはらにくいしん坊。彼女にごはんに誘われるときは餃子か異国料理のことが多い。健康への熱意がすごい。踊るように流れるフレーズが特徴のあしながドラマー。

"雲のような"とは

タイミングのあれこれでお蔵入りになっていた惑星ごっこの幻の1曲

レコーディングをしたのは、そう、いつの...ことだったかな(スタートから立ち込める暗雲)

...2015年の年末でした!紙の手帳のいいとこ出たな。

作ったタイミングとしてはさよなら電車とかひみつと同時期のはず。
(各種サブスク配信もしてるからよかったら聴いてみてね)

フロバリバーブ

楽器のレコーディングを行ったのは、元々ふつうの一軒家を改築したスタジオ。家だから当たり前なのですが、お風呂場がありました。

風呂場で歌うとうまく聴こえるとはよく言ったものですが、あれって壁や床に反響して空間が鳴ってるからなんですよね。
そんな空間の残響を再現したのがリバーブ・エフェクター。

”雲のような”のギターは、お風呂場にアンプを持ち込んで録ったものです。
それがフロバリバーブってわけ。
風呂場っぽさはわかんないけど!笑
イントロとかで音のゆらぎや響きを感じてもらえるといいかな。

伝説のオカリナ

パンになりたいでチョイ役として登場したオカリナ、この曲では主役級の活躍!ひさしぶりに聴いたら急にオカリナ出てきてひとりで笑っちゃった〜

吹いてるのは我らがギターボーカルえっちゃんです。
息を多く使うから、たいへんそうだったなあ。

オカリナといえばトトロですね。くれたコメントから推測するにえっちゃんはそうじゃないみたい。

ベースについて

リラックス感のある曲なので、あまり詰めずにのびやかに。
風にゆれるレースのカーテンのような。ひだまりっぽい暖かさ。

後半にかけて静かなんだけど何か高鳴るものがある曲なので、ぐっと持ち上げられるようにこみ上げてくる気持ちをフレーズに込めました。

音もやさしく丸めにした気がする。

コーラスについて

めちゃくちゃ苦労した記憶しかない。
ゆったり優しい曲にしたくて、いつもと違う割り振りにしたんだよね。

他の曲は大体こう。サンプルはミルキーという曲。

もへ:低めの歌詞あるコーラス(空気多めの歌い方が特徴)
しゃ:めちゃ高コーラス(パーーンとハリのある高音域が特徴)

雲のようなではこう。

もへ:高めコーラス
しゃ:低めの歌詞あるコーラス

まじでたいへんだった記憶!しゃきんも大苦戦してました。
がんばった甲斐あって、ふわっと優しい雰囲気になってよかったなー。

この曲のサビもそうなんですけど、すこしもたらせる(後ろにひっぱる)とかのほんのちょっとしたニュアンスが大きな違いを生むし、とくにそこがすきだなあ。

コーラスのみでメインボーカルはやらない、すこし離れた立ち位置からおもうのは、だから歌ってむずかしいしおもしろいな~ってこと。

Gt.Vo.えっちゃんより

この曲を作った頃、オカリナを手に入れてから、ゼルダの伝説(ゲーム)の曲ばっかり吹いていましたが、せっかくだから自分の曲中に入れよう!と思って練習しました。
久しぶりにこの曲を聴いた時、不意に出てきたオカリナの音に自分でビックリしました。是非、ビックリしてみてください(@^▽^@)ノ

一人で部屋の中から、窓を通して見える世界に想いを馳せているような曲です(@^▽^@)ノ
歌詞を見ながら曲を聴いてみてください。

  ―ムラカミエイコ

歌詞は別のnoteにしました。

Dr.しゃきんより

たんぽぽの綿毛がふわふわと宙を舞っていて、つかもうと思ってもつかめない…!という光景をイメージしながらドラムを考えました。

静けさの中にエモーショナルさがあって、聴いていると理由もなく涙が出てきそうな曲だと思います(・<・◎)

閉塞感や不安感で沈み込んでしまいそうなときに、この曲で少しでも気持ちをふわっと軽くできたらうれしいです!

 ―しゃきん

まとめ

日々いろんな情報が入ってきたり、家からなかなか出られなかったり、せわしないのかなんなのかよくわからない毎日が続きますね。

音楽は、私たちの心を現実からすこしだけ連れ出してくれるものなんじゃないかなあとおもっています。
音楽を聴いて浮かんだイメージや気持ちには、正解も不正解もないです。
それらに身をゆだねてみるとひと息つけるかも。

雲のような”を聴きながら、窓辺でのんびりする週末を過ごそうかな。


ひさしぶりに惑星ごっこについてガッツリ書いたけど、たのしいなあ。
また機会を見つけて書きたいな~~

札幌のだいすきなライブハウスのひとつ、SOUND CRUEで撮った写真でおわかれです!

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(えっちゃんがperfumeを気取っているぜ)

それでは!

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