棚 萌恵

長野県大町市⇄首都圏の2拠点生活を始めた人の記憶 | 興味の対象はアーユルヴェーダ、身体感覚、身体知性

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  • アーユルヴェーダの風景

    アーユルヴェーダのある生活から浮かび上がる景色やことばを綴っています

最近の記事

アーユルヴェーダのトリートメントを受けること

4月最後の日、アーユルヴェーダのトリートメントを受けに atelier asha 211 へ。待ちわびた瞬間だったと分かるのは北アルプスに帰ってから。  過ごした時間を忘れないように、とことばにしようとしては手を止める。繰り返し止まる手が、どれほど待ちわびていたのかひっそりと伝えてくる。こうして何かが立ち現われる瞬間をじっと待つのは、アーユルヴェーダのトリートメントを受ける時間に本当によく似ている。 木々を包み込むように佇むアパートメントには静かな集中力が漂い、すぐ横の保

    • 町めぐり①:コーヒースタンド・焙煎場『ai coffee』さん

      旅のお供は気がつくといつもコーヒー。自分の強い趣向でも眠気を覚ますつもりで選んでいるのでもない、なぜか目の前にコーヒー屋さんが現れるのだ。 信濃大町の駅を出て商店街に沿って北へ歩き10分ほど、小道に逸れたところにひっそりと佇むコーヒースタンド・焙煎場の『ai coffee』さんを訪れる。 扉を開けると木々で造られた空間が広がり、改めて山々に囲まれた土地に来たことを思いだす。手入れされながら長く使われ続けているのだろう、新しすぎる木材のように互いに気遣いする感じも、古すぎて

      • 二拠点生活をつくること(長野・大町市 ⇄ 首都圏)

        はじめましての方もそうでない方もこんにちは。 長野県は北部の大町市の湖と森にときめいて2拠点生活をしているMoeといいます。仕事の拠点は首都圏にあり、1~2ヶ月のペースでそれぞれの都市を往復するような生活を送っています。 引越のきっかけは、湖と山が作る風景を眺めながら日々暮らしたいというもの。もともと縁も縁もない土地だったのですが、移住者も多く、人口も28,000人台で人の顔が見えるちょうど良い場所だなあと思い直感的に引越を決めました。わずか1ヵ月でとんとん拍子に決まった事

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