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Design Ship 2024 を通して

Design Ship 2024を通して、私が感じたことを言語化しておきたいと思います。

拙い文章ですが、読んでいただけると嬉しいです!

💭よくわからないけど、なんか良いって思って貰えるように

思考と実践が交差する新規事業デザイン

最近「ソーシャルイノベーション」や「システミックデザイン」など、規模の大きい(社会が変わる)デザインの話がよく話題に上がっていた。

だから、自分の中で「何かすごいことしなきゃ」と焦ってUXデザインの「この人のちょっとだけ嬉しいなをつくる」という自分のデザイン活動への根本が少しだけ小さくなっていたように感じる。

このセッションを通して、「よくわからないけど、なんか良いって思って貰えるように、苦しまずに楽しくやろう」という言葉に救われた気がした。


💭考えやすい問い、考えてみたい問い

問いが世界を広げていく

マスカットの事例が印象に残っている。

ある人の実家からマスカットが届いたので、フサのまま研究室の冷蔵庫に「みんなで食べてください」と置いておいた。
しかし、誰も食べることなく萎れてしまったらしい。

その後、また実家からマスカットが届いたので、紙コップに分けて「1人1カップ食べてください」と研究室の冷蔵庫に置いておいた。
すると、たちまちマスカットは冷蔵庫から消えたとのこと。

私はこの話を聞いた時「あ、いいな。これこれ」と思った。
相手を思いやる気持ちそのものが「デザイン」だと感じたし、ちょっとだけ視点を変えるだけで、人の体験が変わる」、とても素敵だと思った。


💭デザイン人材は、ビジネス人材?!

イノベーションと事業継続を融合するビジネスデザイン

「デザイナーは、色々なことを講義的に捉えているから、ファシリテーションができて、組織づくりに重宝されている」という話があった。

「なんか分からないけど、○○さんがいると行き詰まっていたことが急にわかるよね」
そんなことを言ってもらえる人材になりたいと思った。

実際、あるPJでは、ホワイトボードに可視化しながらファシリテーションすることによって「見えてこなかったサービス像が見えた」という経験をした。
組織のデザインは就職後もそうだが、「今」もう始まっていると実感したし、これからも続けていこうと思う。


💭絶対的新しいアイデアは存在しない。

デザイン:アイデア社会の実装

新しいアイデアとは、歴史的文脈から思い起こされる「相対的なものである」という話を聞いた。

「新しいアイデア」と聞くと「0から1をつくる」というように考えがちだが、実は「1から先を考えること」だと改めて理解できた。
自分が思いついたものは、すでに5万人が考えていることという話もあったので、デザイナーは、よりメタ的な視点が求められると感じた。

💭まとめ

今回のDesign Shipを通して、可視化しながら話を聞いていった。

可視化しながら話を聞くと、自分ごとになり、自分の理解が曖昧な部分が浮き彫りになって、それが「学び」になることがわかった。

これからも、可視化し、疑問点を洗い出し、質問して、対話する姿勢を大切にしたい。

1日目のノート
2日目のノート

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