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morrie(Crawdaddy Club / module JPN)

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①プロフィール

名前 → 森本安成 "morrie"(モリー)
出身 → 福岡県行橋市
年齢 → 25歳

②主な活動・所属

モジュールマガジン 英訳担当
“Craudaddy Club”DJ

高校時代は、UKロックのカバーバンドでギター&ボーカル担当として活動。
大学時代から福岡市に在住し、在学中は中洲の路上でフォーク・歌謡曲など中高年向けのヒットソングをレパートリーとする、いわゆる"流し"稼業に従事してました。
卒業後、学生時代の友人やfame the mod氏ら福岡モッズの皆さんの勧めで、アナログレコードの収集をはじめ、現在はイベント《 Crawdaddy Club 》などでDJとして活動しています。

③好きな音楽

音楽に本格的にのめり込むキッカケとなったのは、セックスピストルズなどのロンドンパンクです。
以降、ビードルズとかザ・フーとかデビッド・ボウイとかスミスとかストーンローゼズとかオアシスとか…UKロックの基礎教養を高校生のうちにあらかた履修して今に至ります。

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また"流し"稼業をやっていたこともあって、昭和歌謡のフェイバリットも多く、中島みゆきや井上陽水なども大好きです。
DJでも、米米クラブ、ボウイなど、モッズでは無くても純粋に音楽としてカッコいいと思える日本語曲を、洋楽の中に織り交ぜ幅広くプレイしています。

④モッズについて認知したきっかけは?

ザ・フーを聴いたときに「ちゃんとダンス・ビートなのに、パンク並に暴力的なこの音楽の名前はなんだ?」という興味の中からモッズに辿り着きました。

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⑤オススメの映画3本

(タイトル、監督、リリース年、リリース国)

1.ミニミニ大作戦
(原題:The Italian Job / ピーター・コリンソン / 1969年 / 英米)

ロンドンのギャングが、金塊を手に入れる計画のためにイタリアに渡航し、地元警察とカーチェイスを繰り広げるアクションコメディ!
主演は、最近公開された《マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ!》でも語手を務めたマイケル・ケイン。
これ是非吹き替え版でも観て欲しいです。チンピラたちの話すコックニー・アクセントが、江戸っ子風のいわゆる「べらんめえ口調」に吹き替えられていて「確かに下町の庶民の方言といえばそれが適切だ」と感心しちゃいました。

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2. T2 トレインスポッティング
(原題: T2 Trainspotting / ダニー・ボイル / 2017年 / 英)

《さらば青春の光》、《THIS IS ENGLAND》につぐ【UKユースカルチャー映画】の傑作(?)《トレインスポッティング》の20年後を描く続編。
前作では(90s当時の世紀末感も相まって)ドラッグや犯罪を重ね刹那的に青春時代を突っ走ってたけど、結局世界は終わらなかった。なんだかんだ20年間醜く生きてしまっている中年男たちのツラい話。
相変わらず映像がやたらガチャガチャしていて、ある意味若々しいダニー・ボイル監督の演出が最高。
トレスポファンで、未見の方には是非ともオススメ!

ちなみに、ロンドン五輪閉会式にて「ジェームズ・ボンドと共にヘリからスタジアムへ降下するエリザベス女王」というヤバすぎる演出を実現した最高のバカことダニー・ボイル監督。
なんと今度の007新作でメガホンを取るという話があったのですが、さすがに破談になってしまったようで残念です。

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3. (500)日のサマー
(原題:(500) Days of Summer / マーク・ウェブ / 2009年 / 米)

暗いインディロックばかり聴いているイケてない男の子が、職場の女の子とザ・スミスの話で盛り上がって意気投合しその後くっついたりはなれたりする恋愛映画。
もともと田舎育ちのロック少年としては、好きな音楽で盛り上がれる異性をすぐ好きになっちゃうってよくある話ですが、冷静に考えて好きな音楽が同じだからと言ってあらゆる価値観を共有できるわけないし「そのくらいで分かり合えたような気分になってはアカンで」と歌っているのは他でもなくザ・スミスだろ!というのを再認識できる素晴らしい作品です。
しかもこれ、もし鑑賞時に恋愛に関する悩みを抱えていたとして「やめとこう」とも「行ってみよう」とも思えるような結論になってるのが優秀。
ウディ・アレンの映画とか好きな方にはおすすめです!

⑥ファッションについて

ファッションに関しては、基本モッズ → スキンズ → カジュアルズ(※)のスタイルを一定期間でローテーションしています(笑)。
今の時期はモッズからじんわ~りスキンズに移行中、と言った感じです。
ただ、ここ最近"夏でも毎日ブーツ&ボタンダウン"を貫くのがキツいなと思うようになってきてて"開襟シャツにショーツ"みたいな過ごしやすい格好でもきっちりルートボーイっぽく見えるスタイルを今夏は模索中です。

フリマアプリを使って近々入手困難になりそうなブランドのアイテムを漁るのも好きです。
最近で言えば、日本での展開を撤退したプリティ・グリーン(※※)とか、ここ数年新作を出していないらしいリーツ・テイラー・ザズーなど。
ネットの海を漂うこのようなアイテムを「残弾」と呼んでいます…。

(※)カジュアルズ(casuals)・・・
80年代UKのフーリガン達によって発生したユースカルチャー。
ブランドでいうとフィラ、エレッセ、セルジオ・タッキーニ、ラコステなどのユーロ圏発祥のスポーツブランドが多い。90年代あたりからじんわりミリタリー感が強まって、マッシモ・オスティによるブランド(ストーン・アイランドやC.P.カンパニー)のアイテムが主流に。
ちなみに"ウィークエンド・オフェンダー"というカジュアルズ・ブランドはモッズの方にもおすすめです!
UKっぽいロゴプリントものが欲しいけど、ロンズデールはマッチョ感が強すぎる、と思ってたぼくにはドンピシャでした!

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(※※) プリティ・グリーン(Pretty Green)
ブリットポップムーブメントの中心バンド・オアシスの元フロントマンであるリアム・ギャラガーが「俺の着たい服を売る」をコンセプトに創設したブランド。
価格帯はフレッド・ペリーのちょい下くらいでわりとお手頃。
アイテムによっては超カッコいいものから、信じがたいほどダサいものまである。ロゴTシャツとかおすすめ。


⑦あなたにとってのモッズとは?

日本に生まれ育ちながら海外のユースカルチャーにのめり込む、というギャップの中で生きてきた人の多くは「このカルチャーを日本に置き換えるとするなら、どのような形があり得るだろうか」と考えたことあると思います。
例えば90年前後の日本のネオモッズ・シーンが「グループサウンズリバイバル」の側面を持ったのは、そういう問題意識があったのではと思ってます)。
ぼくにとっての"日本でのモッズ"と言えば、それは《ルパン三世》であり、《ゴルゴ13》であり、《探偵物語》です。
特に《探偵物語》は"スーツのヴェスパ乗り"な主人公・工藤俊作(松田優作)のカッコよさについては言うまでもないですが、フュージョンバンド・ショーグンによる音楽が最高です。
コーデュロイとかジェイムス・テイラー・カルテットとかのアシッド・ジャズが好きで聴いているんですが、モッド感でいうとショーグンのほうが上なんじゃないかとも思ってます。

松田優作ベスパ

⑧何か自己PRがあれば?

イベントに出演の際はインスタ上で告知しますので、よければチェックしてください!

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