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マチアプフィードバック【11】

相手女性

年齢:27歳
仕事:営業事務
名前:SYKさん

マチアプや LINEでやり取りした感じだとかなり好印象で、お互い話が弾んでいたはずなのに、実際に会ってみたらその真逆だった。

SYKさん本人はクッソ根暗なブ女(化粧してても)で、こちらの話に関しても薄鈍な反応だった。最初は人見知りなのかと適当に思っていたが、後にそうでないことに気づく。

どこで何を食べようか提案しても、

「どこでもいいです、別にその辺のカフェとかでもいいですよ」

といった感じだった。

SYKさん自身、何も意見を言ってくれないので、仕方なく僕が食べたいと思ったもので決めることにした。その結果、牛タンを食べることになった。

しかしその店は混雑していたようだったので、少し待つことにした。その間、SYKさんはスマホでインスタグラムを見ていた。

「平然とスマホ触るとか何様なの?」と思いながらも、そこからなんとか話題を捻り出して会話を続けた。

ようやく順番が回ってきたが、店員曰く「カウンターならすぐ案内できて、テーブルならもう少し時間がかかる」とのこと。僕的にはそれでもテーブルにしようかと SYKさんに提案したが、SYKさんは「カウンターでもいいです」とバッサリだった。

この SYKさんとかいうブ女は、マチアプで知り合った男性が、実際に会ってみたら思ってたのと違っていたので、それでイライラして僕に不機嫌というかたちで八つ当たりしていたのだ。

牛タン定食

SYKさんは新卒で金属加工の会社で営業として働くことになったが、ブラックだったのと営業成績が悪かったので辞めたそうである(そりゃそうだ)。それからは営業事務として働いている。

会計はそれぞれ2,178円だった。僕は SYKさんに端数分は払わなくていいと言った。そしたら SYKさんは何食わぬ顔で2,000円を出した。

僕は SYKさんのその態度が気に入らなかったので、本当に財布に小銭がないかしっかり確認するよう言った。SYKさん曰く「10円玉とか1円玉しかなかった」とのこと。せめて2,100円は出せと思った。

だから割り勘なんて嫌なのだ。会計なんて個々でやればいいだろう。お互い同じ金額を払うのだから一緒だろう。店員の迷惑とか知ったことか。

いつまで経ってもお金を出してくれない僕に折れたのか、結果的に SYKさんは3,000円出すことになった(僕は1,500円で済んだ)。向こうとしては余計なトラブルは避けたかっただけなのかもしれない(むしろその火種を撒いたのは向こうであるが)。

傍から見たら僕の方が出すべきだったのだろう。しかし終始不機嫌な態度でスマホを弄っているような人などこちらから願い下げだし、そんな人にどう思われようと知ったことではない。

僕に不機嫌と無関心という加害をしてきたのだから、むしろ慰謝料としては妥当だろう。

特に嬉しくはなかったが、微量ながら損をせずに済んだのは良かった。

帰り道、流石に SYKさんの態度に僕はイラついたので、不満の全てをぶちまけてやった。

ワイ「終始不機嫌でしたけど、どこか具合でも悪かったんですか?」
ワイ「スマホばっか触ってましたけど、人と関わるときいつもそんな態度なんですか?」
ブ女「まぁ…そうかもしれないですね〜(適当)」
ワイ「そもそもなんで僕と会おうって思いはったんですか?」
ブ女「なんとなくです…」
ワイ「思ってたのと違う相手やったからって、そうやって不機嫌な態度取ってるような人、結婚するの難しいですよ?」
ブ女「…」
ワイ「婚活女性って年収1,000万とか身長180cmとか、男性に対する要求水準 だ け は 無駄に上がりますからね、SYKさんもそうならないようにせいぜい頑張ってくださいね🎵」
ブ女「はい、頑張ります…」

悪役の捨て台詞になってしまったが、SYKさんとは早急に別れた。その後、マチアプで SYKさんを即座にブロックした。

教訓

割り勘にするとき、相手が少なめに出してきた場合かつ、こちらから奢ってやりたいとも思わないのなら、会計は別々に分けてしまえばいい。

相手からすればケチな男性に映るだろうが、そもそもマチアプで男性から大量のアプローチがある中、そんなケチな男性を選んだのは向こうである。向こうの選択ミスと言っても過言ではない。詰まるところお互い様のようなものである。

SYKさんというブ女を踏み台にして、一つ対応力を磨けた気がする。できる範囲ではあるが、マチアプは続けていこう。所詮、人間関係など健全な傷つけ合いに等しいのだから。

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