「ヤンキーと地元 」を読んで
私の体重が増えて明らかにオーバーウェイトになっているときに、面と向かって太り過ぎであると罵倒してくれた、信頼のおける人がいる。私とその女性は共に自分自身のフィジカルに対して毅然とした態度を持つことで共通の感覚を持っていると感じる。
私が「エスノグラフィ入門」という本を読んでいると、なぜその本を読んでいるのかと聞かれた。私は研究の参考資料として読んでいると言うと、その女性は私に「この本は面白い」と言って紹介をしてくれた。
これは社会学研究者である著者が、自ら暴走族の仲間にな