小説ですわよ第2部ですわよ2-4
※↑の続きです。
※↑マルチアヌスについては、こちらをご覧ください。
神々のケツ穴すべてに、浣腸を挿す――
神沼は迷いなく、静かに、力強く目標を語った。
「なにそれ?」
「僕はこの世界に真の平和と幸福をもたらした」
神沼はデスクの引き出しから、丸い飴玉を取り出し、包装紙を剥いて口の中で転がす。そして聞いてもいないのに、自分たちの一族がいかにして世界征服――この男たちにとっては平和的併合だが――を成し遂げたかを語り始めた。内容は単純。巨大な人型兵器を開発し、その圧倒的