銘柄整理用 5889 JEH

12/14、24年1月3Q決算発表で目に留まり整理。
まずは通期予想

直近三か年は順調な伸び。
四半期実績

売上は20~30前後の伸び、営業利益率は25%以上で推移している。
眼鏡屋の上場会社は知っているだけでこの銘柄のほかに3社。

12/14現在

金子眼鏡と999.9の2ブランドを展開
各ブランドの店舗と卸の割合は「金子眼鏡」9:1、「999.9」5:5。
決算資料から店舗販売のほうが利益率が高く、999も今後は店舗比率を高めていくとのことなので、今後利益率が高くなることが見込めそう。
店舗構成比を上げていく=EBIDAマージンが上がると記載あり。
商品単価は「一式単価」という表現で記載してあって、「金子眼鏡」が71,872円、「999.9」が78,668円とほぼ同額か。
年々値上げをしていってて売上が伸びているのは店舗数が順調に増えているからだろう。

では、今後なにで成長していくのか。

1)国内新規出店
 両ブランド合計で年間5~10店舗程度の着実な新規出店とあるので、
 出店数×1店舗あたりの売上
2)海外の店舗展開、中国中心短期数店舗、中長期は提携先とで数十店舗
 これは将来的な部分なので一旦考えず
3)グループシナジー(収益の成長)
 利益率、原価、販管費の推移はチェックする
4)ブランド力
 この収益ペースだと広告宣伝費等の経費をガツンと使ってくるか
5)インバウンド需要の取り込み
 これは下の説明資料を見ると成長あり?ただ2019年の実績が載っていない

金子眼鏡、999.9のエゴサーチをしてみると大体以下の意見が多かった
・一貫体制でやっているのは眼鏡業界でも珍しい
・デザイン性が高く、どの人でも合う
・かけ心地がいい
・購入店舗以外でもでも簡単にメンテができる(レシートとかいらないらしい)
・高単価店なので最初は入りずらい、けど店舗での接客は好印象
・999.9はリピーター客が多い

で、今後JEHの業績予想と、目標株価を出してみようと思う。
まず売上、足元3Qまでの前年同期比(AV)で算出した4Q予想からの今期通期の売上業績予想は、会社予想とほぼ同額の137億円。

2025.01予想が出店ペース10店舗前後(30%前後の成長)178憶とする。
営業利益率は今期27.1%(会予想)、25年はシナジー効果で2PTアップするとして、29%だった場合は52憶円。金融費用で△4憶、法人税40%引いた当期純利益は29憶=EPS121円、PER15.6だと来期実績までの目標株価は1,887円となった。

これ以上の成長が望める場合は更なる株価が見込めるが、
店舗展開は「ブランド力を希薄化させないよう出店立地を厳選しながら」とあるので、急激に店舗数が20とか30/年増とはなりにくい。

という事は1店舗あたりの販売数をいかに増やすか、か。
商品価値はあるわけなので、認知度を上げたり、購入手段を(例えば分割など)でユーザー層を広げていったり、インバウンド需要は中国観光客の伸びしろはまだありそうなのでこれはまだ見込める。
一度店舗にも足を運んでみたり、IRで月次ださないのか等聞いてみて、またこの記事をアップデートしよう。

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