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やる気のある無能

こんばんわ。今日はやる気のある無能のお話です。3社目でこのやる気のある無能に会いました。彼は私の直属の上司でした。しかし、とりあえず無能と言っても過言ではありません。
確かに人はいいですし、遅くまで1人で仕事を残っても文句を言いませんので、すごくタフでいい人でした。しかし、彼があまりにも仕事をしすぎるせいで、私はなにもしてないと周りに言われる始末でした。
けれども、私は知っています。彼は仕事のやり方があまりにも昭和のやり方にこだわりすぎているのです。

1.エクセルでだしたのに、なぜかチェックは手書き。

彼は紙が大好きでした。画面で確認はしますが、紙に出して、再度勤怠の人の名前をチェックしていました。
確かに大事です。この作業は。名前が同じ人が重複していないか、名前自体間違えていないか…
しかし、彼は紙に出した勤怠の労働時間をさらに電卓を使って計算します…
計算はExcelでやれよ…だから遅いんだよ…

彼はExcelを使いこなせないんです。

2.彼はマニュアルを紙に出したあまりに…


ある時に彼にある申請の仕方がわからないので、教えてくださいと頼みました。彼はそれを聞いたら、急に席を離れてどこか行ってしまいました。私は彼が忙しいのを知っていたので、まあまた聞けばいいかと諦めて違う仕事をしていました。15分後に彼が戻ってきて、1冊の大きいファイルを私に出してくれました。その中身を私がみたら、なんとその申請した実績がありました。それをみて、私は無事に申請することができました。でも、他の申請方法を聞くと、彼はまたいなくなり、また15分後くらいに戻ってきます。
そう彼はマニュアルや実績を紙に印刷してファイルに綴じて、書庫にしまいます。そこの書庫にファイルがぎっしり詰まっています。だから、なにかわからないことがあれば、彼はそこの書庫に行きます。私たちが普段仕事する場所が3階で、書庫は2階。さらにケチな会社なのでエレベーターはなく、階段のみ。毎回彼はわからないことがあれば、階段を下りそして上って自分のデスクにそのファイルを広げて申請書を作っているのです。エクササイズならまだしも毎回紙に印刷してファイルに綴じて、さらに書庫にしまう…昭和のやり方ですね。
パソコンで申請書作るんだから、パソコンのフォルダに整理して保存しなさいよ。

3.手書きで書かないと覚えないよ

彼に言われた言葉でした。確かに新しい申請書を作る時に覚えることは大事かもしれない。でも、総務の仕事で覚えることよりは、スムーズに申請書を国の機関に出すことが大事だと思います。ExcelやWordで簡単に申請書が作れるなら、いちいち印刷して手書きで書くのなら、ExcelやWordできちんとブランクを埋めて印刷してそれを国の機関に出した方がいいと思いました。だから、手書きで書いた方が勉強になるよと言われましたが、私はそれを聞かずにWordや Excelで作成しておりました。

結果→彼がやる気のある無能のために、私には面倒な仕事がきました。

彼はやる気のある無能のため、私には総務一年目にしては助成金の申請という上司にわからかい仕事がきました。さらに、ケチな会社だったため、システム関連も私に全部きました。私はそれなりに定時までに終わらせるようにしていましたが、やる気のある無能の彼が夜中まで残っているため、周りからの評価が悪かったです。

マネージャーにはよく彼の手伝いはお前にできないのかと言われましたが、
彼の単純作業をよくわからない仕事の仕方をしてて、さらに私の特殊業務を彼にはふれない苛立ちさもありました。彼は私の直属の上司ですが、彼から仕事を振られるのではなく、彼の上のマネージャーから仕事をふられるシステム。
彼は私の労働時間や私に指揮する立場だけど、彼が無能だから、私は彼に相談もできなかったです。
何が言いたいか…結論をいうと、管理監督者なのだから、新しい仕事は管理監督者がやり、単純作業は部下の私がやるべきだと思いますが、
彼が無能すぎだから新しい仕事はできなかったです。結果、私に色々な仕事ミサイルがきて、適応障害で休職になってしまいました。
この話の詳細はまたの機会に…

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