短歌投稿17


賄ひし
我の好物
干芋を
父はぺろりと
食ひてしまひき


ああ誰か
私を貰ってと
叫ぶ子の
燃える視線を
背中に受けて


私は愛を知り過ぎることより
愛を知らないことの方を選びたい。
毎日、新鮮な気持ちで生きられる。

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