スクリーンに吠える④

   ④


映画は一瞬間における世界の産物である。ふだんにもってる所の、ある種の感情が、電流体のごときものに触れて始めてリズムを発見する。

この電流体は映画監督にとっては奇蹟である。映画は予期して作られるべきものではない。


                  【つづく】



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