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ネット証券、なにを基準に選ぶのか①

1.ネット証券は意外とたくさんある

ネット証券も銀行と同じようにたくさんの会社があります。楽天証券、SBI証券、auカブコム証券、マネックス証券、松井証券・・・。

特に強いこだわり(例えば、このネット証券でないと買えないものがある)が無い場合、いったいどのネット証券を選んで取引すればよいでしょう? 投資初心者にとっては悩みの種なのではないかと思います。

2.そもそも金融商品の値段とは?

ところで、金融商品はどのように取引すればよいのでしょうか?

株の場合はその株を自分が買いたい値段で売ってくれる人が株式市場にいれば取引が成立し購入することができます。投資信託の場合はその投資信託を運用する会社が定める売買価格をもとに取引をします。

株にしても投資信託にしても、Aネット証券の方がBネット証券よりも株が安い、投資信託が安いといったことはありません。どこのネット証券を利用しても株や投資信託など金融商品の購入価格自体は変わりません。

イメージとしては書店で売っている紙の本の買物に似ています。どこの書店にいっても値段は同じ。食品や家電とは違います。

3.なにを基準に選ぶのか

違いが出てくるのは株や投資信託を購入する際の手数料です。銀行の窓口を利用する場合には、この手数料が高額になる可能性があります。

しかし、比較サイトで取り上げられているようなネット証券(楽天証券、SBI証券、auカブコム証券、マネックス証券、松井証券)が提供する新NISA口座で購入できる金融商品の手数料はほぼゼロです。差がありません。

では何を基準に選べばよいのでしょう? 思いつくものとしては取り扱っている商品の数やツール・アプリの操作のしやすさです。

しかし、上記の5つのネット証券で取り扱っている投資信託の数にほとんど差はありません。海外株の取り扱いに差があるものの、投資初心者が取り扱うにはいささかハードルが高いように思います。

ツール・アプリの操作性にしても毎日に何回も利用するようなものではないので、そこまで重視する条件ではないと思います。

(続く)

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