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見立て遊び のはじまり〜

形を見つける遊び、を
3歳さんたちと。


室内の丸いものを探しながら、
「絵本は、、、四角だった」
「積み木に三角ならあるよ」
と話しているのを聞くと
丸、四角、三角、
形という概念をつかみつつあることに
感動します。

絵の具つけて押したら丸い形になる
生活端材。
セロテープの芯とか、
ペットボトルのキャップとかを使って活動。

大小、さまざまなサイズの丸、となる予定が、、、
皆さん、最初に使う道具で楽しくなると
新しい道具には
なかなか移り変わらないんだな。
人間ってそんなもん〜

「これでも、丸のぺったんできるかもよ?」
とセロテープの芯を見せても
「ちが〜う」
とじゃますんな!
とばかりに
ペットボトルキャップで
ぺったんぺったんを続ける

「丸だと思うけどなー、
今のより、もっと大きい丸だと思うんだけどな〜」
とセロテープの芯でぺったんやって見せると
「貸して!」
と目つきがかわる

さっきまで置かれたまま
見向きもされなかった芯が
取り合いになる


「センセイ、これね、モモだよ」
と一人が話しかけてきたタイミングで
他の人にも聞いてみる。

「⛵くんのは桃だって!」
と伝えれば、それだけで
「私のはメロン!」
「ボクもモモ!」
と反応がかえってくる

何かしらの丸いものを
思い出したんだなー
というのが伝わってくる。

こういうのが
見立てのスタートなんでしょうね。


「石だよ」
という人がいて、それが、ちょっと新鮮でした。
石が大好きで毎日集めているとか。
「マルイシ、マルいし、マル石」

つぶやきながら、キャップをぺったん。

この人には
石が見立ての入口なのか〜

#幼児とアート

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