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【サンバ缶詰通信】第79回『暑い夏、突入!』

  こんにちは、熱戦と照射のパーフェクト・ソルニジマスです。いやぁ、外は暑いですわね。日傘なしではまともに出られませんよ。今年から日傘を導入してみたのですが、在ると無いとでは全然違いますね。例えるならそう………あまり上手い例えが思いつかなかったのでパスで。生意気にも日傘を差して出勤しているのですが、この間休日に日傘ナシで出掛けたところ普通に後悔しました。移動する時に邪魔になるだろうと思い持って行かなかったのですが、そんなこと言ってられる余裕もないくらいクッッッッッッソ暑かったです。この夏は日傘を手放せませんね。

 ところで、私が作ったバナーを誰も使ってくれないのは何故でしょう……

 ※ここからは『コードギアス  奪還のロゼ』及び『ウマ娘プリティーダービー  新時代の扉』のネタバレを大いに含んでいますので、ご了承いただけた方のみ進んでください。


【映画とニジマス】

▷『コードギアス  奪還のロゼ~Roze of the Recapture~』

 8月2日を迎え、『奪還のロゼ』の最終章が公開されました。第三章同様、有給を使って公開初日に観てきました。なんて贅沢な使い方。素晴らしいぞ。有給はこうやって使う。皆さんも覚えておきましょう。
 第一章から観てきたわけですが、ぶっちゃけ今回のギアスはどうだったのか?私の総評をお伝えします。ズバリッ!!今回のギアスはッ!!………………….

大変面白うございましたッ!!!!!!

 奪還のロゼの情報が徐々に解禁され、第一章が公開される前までは正直それほど期待していませんでした。以前にも少しお話しましたが、奪還のロゼには不安要素がいくつかありました。改めて過剰書きするとこんな感じ。

  • 主人公がルルーシュではない

  • Disney+独占配信

  • しつこいくらいのPV

  • 『亡国のアキト』という前例

  • ギアジェネのサ終(これはあまり関係ないかも…)

 これも以前お話しましたが、私は『亡国のアキト』を駄作だなんて思っていません。これだけは悪しからず。
 てなわけで、『奪還のロゼ』に関しては始まる前から色々不安だったわけです。今年公開された『SEED FREEDOM』が満足度が高くめちゃ面白かったので、なんかイケソウな気もするし正直スベってしまっても仕方ないからハードルは低めで行こうと思ってました。(種自由も公開前色々言われてたので)ところがどっこいの介。ちゃんとギアスしてるじゃないですか。第一章を観た時点で大スベりすることはないなと感じました。第一章~第四章を通して、実際世間的にもそれほどスベっているような風は感じませんでした。
ただ、ギアスにありがちな終盤の詰め込みもあったことは事実です。やっぱり圧倒的に尺が足りない。テレビアニメで2クールくらいやった方が良かった?第三章の終わり際から世界の終焉を感じさせ最終章に続くのですが、第四章になってようやくラスボスが動き始めます。いや、今までも見えないところで行動していたのでしょうか。今回はネタバレ情報・喧嘩上等の覚悟ですのでどえりゃあ中身を語りますが、如何せんラスボスの行動理由がわかりづらい。結局ラスボスさんは何のために行動していたのか。目的は「人類の抹殺」と超絶シンプルなのですが、何故そのような行動に至ったかの経緯が見えづらかったと思います。同じような目的のキャラ例を挙げると、例えば”ラウ・ル・クルーゼ”とか。彼は己の出生を呪い、世界の滅亡を望みました。その反面で何処かに希望を見出したかった。クルーゼは今作のラスボスさんこと”ノーランド・フォン・リューネベルク”と同じくクローンです。クルーゼは割と感情的になるシーンがあるため、世界を憎み恨んでいるということが非常にわかりすい。一方でノーランドは、主人公の片割れのアッシュにも教えた通り、心をコロしていました。そうまでしないとやっていられなかったのでしょう。ノーランドの境遇は、第98代皇帝”シャルル・ジ・ブリタニア”のクローンでありながら、コピーの出来なかった空の器になります。詳しく言うと、シャルルは年齢のこともあるためこの先も生き続けるためにも、自身の中身の移動先となる器(クローン体)を生み出しました。第三章公開前まではノーランドがジノの闇落ちした姿とか言われてましたが、三章公判でしれっとジノが登場したことであっさりと否定されました。今回のジノは戦う理由がはっきりしていて良かったですね。テレビ版はフラフラしていましたから。本人も何のために戦えば良いか悩んでいた様子。テレビアニメで、ジノが搭乗した愛機”トリスタン”のカラーチェンジ機体が登場した際は興奮しました。ただあまりにも登場シーンが一瞬すぎる。レイダーみたいな正式採用機感があって個人的に好みでした。あとKMFで言うと、真母衣波白式。しれっと見慣れない機体が登場したので二度見しました。真母衣波は『復活』でも登場しましたが、私真母衣波壱式が好きなんですよねぇ。蜃気楼がそもそも好きなんですが、ディティールアップした感じとか突貫出撃とか局地戦とか、男の子が好きな要素が詰まっている気がするんですよねぇ。おっと話が大分反れましたが、何が言いたいかというとノーランドのキャラクター性がいまいち見えてこなかったということです。もう少し尺が長ければその辺りの描写もされていたかもしれません。映画のパンフレットを見てみるとノーランドのやりたかったこと、目的に対する行動理由が少し見えてきました。でも、劇中でなくパンフレットでやられてもねぇ。
 他に気になる点といえばL.L.ことルルーシュです。『奪還のロゼ』には既存のキャラクター達も登場してきました。アニメに登場したキャラだけでなく、漫画の外伝作品に居たキャラも登場してきました。これは良い面もあり、宜しくない面もあります。L.L.は主人公のサクヤにギアスを与えるのですが、ギアスを与えてからはしばらく登場せず遠目で監視をしているばかりでした。世の理から外れたと言いつつ若干手を出し、手を出したのに最後前は見届けない。いや、見届けただけで干渉はしない。ルルーシュっぽくはありますが、ちょっと無責任じゃないかなと思いました。Twitterで一部ではシャルルと合わせて株が下がっているみたいでした。これが血縁か。

 尺の都合がありつつも、ちゃんとギアスのエッセンスは残っていたのが良かったと思います。ギアス濃度で言うと、大体85ギアスくらい。一時はどうなるのかと思いましたが概ね満足です。奪還の物語がこれで終了だと物足りないと感じているので、是非とも続編でしっかりと補完してほしいですね。今回は時間の都合で書き切れないこともありましたが、また別の機会にでも思い出したかのように書き始めるかもしれません。
 こうして私のギアスは約四ヶ月という時を経て、終わりへと向かったのであった………またみてギアス。

▷『ウマ娘プリティーダービー  新時代の扉~Beginng of a New Era~』

 今回の映画感想会は二本立てでお送りします。

 先ほどはギアスについてでしたが、実は知らぬ間にウマ娘の映画も観てきていました。なんなら前回の時点ですでに観に行っていたのですが、時間とその他諸々の都合上書くことが出来ませんでした。しかし今回は予め遅れることを前提にしているので(コラッ)、思う存分書くことが出来るわけです。
とは言っても、感想の全てを書けるかはわかりません。書き切れなかったことや、書き忘れがあった時はまた別の機会にでも。

 私がウマ娘を観に行ったのは最近で、公開されてから割と時間が経っていました。ちなみに特に理由はありません。ただ観に行く機会が無かっただけです。もうすぐ公開終了というツイートを見て、急いで観に行きました。そのため普段利用している映画館ではなく、近所にある少し小さめの映画館に行きました。もしかすると、いつも行っている映画館でもまだやっていたのかもしれませんが日程が合いそうになかったので。そこは映画館や日用品点などが混在している複合施設だったので、映画帰りにばっちり書店に寄りました。今更『幽遊白書』を読み始めました。面白かったです。流石、富樫。
 観に行って思ったのですが、なんでもっと早く観に行かなかったのでしょうか。こんなんデッカいスクリーンで観た方がもっと良かったでしょうよ。私は映画やアニメなどであまり感情移入することがありません。一歩引いて観ているような感じでしょうか。ですが、この『新時代の扉』に関しては、グッッと映画の中に引き込まれてしまいました。物理的にスクリーンとの距離が近かったのかもしれませんが、キャラクター達の感情の移り変わりが直に感じられました。レースシーンでは手に汗握るくらい熱く、シリアスなシーンではまるで自分のことのようにセンチメンタルな感情になりました。何故なんでしょうか。観に行かれた皆さんはどうでしょうか。この気持ちわかりますか?
 ウマ娘といえばやはりレースシーン。テレビアニメとは制作会社が違っており、作画の雰囲気が全然違いました。なんと言うか、迫力がある。臨場感がある。実際に自分が芝の上に居るかのように勢いがある。運動音痴の自分には一生掛かっても得られない肌感がありました。ウマ娘を観ているとうっかり自分もあんなふうに走ってみたいなと思ってしまうのですが、50m走の練習で肉離れを起こしてしまうほど虚弱なこの身体ではどう頑張っても無理ですわ。社内イベントでソフトボール大会があったのですが、幸い予定があったため断れました。予定がなかったら危うく醜態を晒すところでした。ウマ娘ってヒトミミよりも身体能力が高いわけですが、やはりスポーツも強かったりするのでしょうか。走るために生まれてきたウマ娘の走ること以外に強いこととは。その辺りも、私気になります。
 今作のメインキャラは、ジャンポケ・タキオン・カフェ・フジさん。あとオッチャホイ。タキオンがよぉ……タキオンがよぉ………!ほんと運命は意地悪ですよね。ウマ娘は特に緩急の表現が上手いと思います。二期なんて特に。テイオー………。アグネスタキオンは超光速の貴公子と評されるほどレースでは群を抜いて早く、活躍もあっという間だったようです。四戦四勝。つまるところ無敗だったわけです。まぁ、つまり史実を知っていればポッケがタキオンに勝つことはないとわかってしまうわけです。無粋かもしれませんが。歴史モノだとありがちなことですよね。その辺りをフィクションを交えて描くのか、はたまたノンフィクションでお届けするのか。それは作品によっても変わってきますよね。ウマ娘は基本的には史実に忠実ですので、物語の結末が何となく予測出来たりします。歴史モノって難しいですよね。ポケットはタキオンに打ち負かされてしまったためリベンジを望んでいましたが、足が、時間が、運命がそれを許してくれませんでした。タキオンも走れることならそれを望んでいたでしょう。あの辺りの描写はどちらの視点でも心苦しいものがありました。走りたい……戦い………のに戦えないディレンマ。これがウマ娘の宿命なのでしょうか。
 最後はテレビアニメと同じような感じで、みんなでレースをしてウイニングライブをするというIF展開で大団円END。まぁ締まりよく纏めるにはこれが良いのでしょうか。わかりやすいですしね。さてウマ娘の劇場版が公開されたわけですが、アニメや映画の新作は出るのでしょうか。あっ、そう言えばこの夏にSwitchでゲームが出るんでしたね。私は普段ほとんどゲームしない身ですが、某熱闘甲子園みたいなシステムで少し気になってはいます。久しぶりにゲームしますかね。そう言えばSwitchどこに行ったっけな。

【サンバ缶詰の軌跡】

 ふと過去の投稿を振り返ってみたのですが、もう79回も投稿していたんですね。早いような遅いような。長いような短いような。この投稿を始めた当初なんか、私まだ学生の時でしたからね。もうほとんど卒業間近だったんですけど。なので、私の投稿はほとんど”社会人生活日記”みたいなものです。 

 ここ数日は程よく帰れるようになってきたので、プライベートにも時間を使えるようになって来ました。最近はもっぱら読書に勤しんでいます。とある方に影響を受けて、薄々と存在していた読書熱が再燃しました。前々から影響を受けやすいタイプではあったんですよねぇ。スリーブが無地の黒をよく使っているのも過去に影響を受けたからなんですよねぇ。この男、わかりやすすぎる。せっかく再燃した読書熱を絶やさないように、勢いがある内に読めるモノは読んでしまおうというショットガン。今年の夏は読書で決まりです。そういえば、ここ最近は『冬鷹の読書しませんか?』のコーナーが無いような気がしますね。多忙につき、読書時間が取れないというのはあるあるですよね。地味に楽しみにしているので有用な情報プリーズ。私は雑食なので基本的にはどんなジャンルでも読みます。ただし自己啓発本やビジネス書は読みません。理由は色々ありますが、一番の理由は「私の人生を貴様に指図される言われはない」と思っているからです。効率化という言葉と私は程遠いかもしれません。人生なんて無駄の連続を楽しむものなのに。

ナツイチと100冊

 てなわけで、今回はこの辺で。この投稿の少し前に地震がありました。「南海トラフ」という何とも物騒な単語が出てきておりましたが、関連性があるのか調査中のようですね。ここ一週間ほどは警戒しておくべきでしょう。もっとも仕事中に来た場合はどうすれば良いのでしょうね。そういう時の対処法も教えてほしい。そっか、働かなきゃいいのか。さては天才か?
 メンバーに怪しげな質問を送りつつ、やりたいことを少しずつ形にしていっています。まだ形は見えませんが、気が向いた時に発表します。いつ気が向くかはわかりません。未来の私に聞いてください。ではよしなにジマス。
 ちなみに、今回めっちゃ遅れたのは最近買った本を読みたかったからです。すみませんでした。

―ニジマス―

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