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メンタルリープ第9 原則のリープとは?

外に出たい我が子は、気づかぬうちにドアの前でスタンバイ。
私のサンダルを片手に「くぅ!くぅ!(=靴)」と外出を主張してきます。

息子くん。まだ、化粧もしてないのよ…(;´へ`)

そんなやり取りが繰り返されている我が家です。

赤ちゃんが急にぐずるようになった?それってメンタルリープじゃないですか?

普段と違い、急にぐずる・原因がわからず戸惑っている。そんな親御さんはいらっしゃいませんか?

そのぐずり、もしかしたらメンタルリープという、成長の大切な一部かもしれません。
成長で起こる自然なものだと分かると、子どもに対して冷静に・寛容になることができる気がしますね。

我が家では、絶賛9回目のメンタルリープ中のため、毎日が親と子の戦いになっています。笑
今回は、1歳3か月ごろ(64週)に起こると言われる、9回目のメンタルリープ「原則のリープ」について、実際の様子と対策をご紹介します。


メンタルリープとは

メンタルリープとは、”赤ちゃんのぐずり期”のことを言います。
オランダのプローイュ博士が発見したもので、出産予定日から20ヶ月の間、赤ちゃんは10回のぐずり期を迎えながら脳が成長していくのです。

ぐずり期では、赤ちゃん自身が知能の発達の速さに驚き、戸惑うことで泣いたり、ぐずったりすると考えられています。

メンタルリープやぐずり時期の様子・特徴について、「The Wonder Weeks」という本で詳しく紹介されています。こちらが、10回のメンタルリープの内容となります。

https://ameblo.jp/welloff2018/entry-12631106908.html より

1歳3ヶ月/64週の原則のリープ

 第9「原則のリープ」について、もう少し引用し紹介します。

 生後 15 ヶ月になる (64 週) 頃に、第九リープ「原則の世界への入口」がやってきます。それをきっかけに子どもは今まで学んできた工程を変えてみることを覚え、その遊びが大好きになります。そして物事の工程を変えては、その結果を研究する日々を送り始めます。

これからの赤ちゃんの傾向として、悪ふざけをします。外遊びに慣れます。また日ごろの作業がずいぶんと上達します。おしゃべりもうまくなるでしょう。人のマネをします。おままごとをするでしょう。感情表現を練習します。先を読んで行動します。要求がしつこくなります。演じることを覚えます。自分で決めたがるようになります。たまに攻撃的になります。自分のものと人のものを区別し始めます。良い子になろうとします (自分の怒りを抑えて、ママの機嫌をとります)。笑える原則のくずし方をします。交渉や駆け引きを始めます。○か×かを試す実験を始めます。してもらいたいことを、どうすればやってもらえるのか研究し始めます。共同作業の仕方を覚えます。お手伝いをしたがります。実験によって危ないことと気をつけることを学びます。この他にもさまざまなことができるようになります!

https://leapapa.amebaownd.com/posts/6091161/ より

改めて文章で読むと、当てはまることが多く納得できます。
今、息子の中でブレイクスルーが起きようとしているんだ!と分かると親心としては応援したくなりますし、温かい目で見れるようになりました。

では、9回目「原則のリープ」に突入した息子の実際の様子を記していきたいと思います。

「原則のリープ」に入った息子の様子

 数日間、「原則のリープ」に入った息子の様子を観察してみました。
その中で、特徴的だった(今までより顕著に表れた)ものを以下にまとめました。

  • 真似っこを好む。(ままごと、鼻をつまむなど)

  • 電子レンジ・トースターのボタンを押しまくる。           (ピッと音が鳴るのが面白いらしい)

  • 同じ戸棚に行き、同じものを何度も取り出す。

  • 他の子どもがやっているおもちゃに近づく。

  • 物を棚に入れたいのにできないと、癇癪を起こす。           

  • 昼寝が短い。(15~30分で終わってしまうこともしばしば…)

  • 思い通りにいかなくなると泣き真似&床に頭をつけて悲しむ。

  • 気に入ったものに固執して、できないと大泣きする。

今まで取り乱すような姿が滅多にない、のんびり息子だったので、私自身とても戸惑いました。(-_-;)
毎日こんなに泣かれたら、気が滅入るな…と。

敏感なタイプのお子さんをお持ちの方からしたら「なんて甘いんだ!」と思われそうですが、新米母なんだなぁと痛感した日々でした。

「ルールや原則を求める」というリープ特有の成長に当てはめてみると、ボタンを押すと音が鳴ったり、動いたりすることに魅力を感じているんだと分かりました。また、息子の脳内で「○○したら△△になるはず!」という思考ができているからこそ、上手くいかないときに癇癪や泣くほどの思いになっているのだな、と気づくことができました。

親として意識したこと・対策

 私がメンタルリープ中に、息子への対応で意識したこともまとめてみました。

  • 広い場所にいき、思いっきり遊ばせる。

  • 安全を確保する。(トースターの電源は抜いておきました)

  • 安全なら、飽きるまでやらせてみる。

  • 代わりのものを与える。環境を工夫する。

  • 泣いた時は、「○○したかったんだね。」「△△が嫌だったんだね。」といった理解を示す言葉かけをする。

リープ真っ最中だから!と割り切って、どこまでならやらせてあげられるかを考えるようにしました。また、私が疲れてしまった際には、あまり現実を見ないようにして…笑、落ち着いてから向き合うようにしました。

また、肯定や理解を示す言葉かけはとても有効だと感じました!話すことは難しくても、子どもはこちらの言葉をよく聞いているし、息子の気持ちのクールダウンにも効果があるように感じました。

まとめ メンタルリープは成長の一部


今回は、メンタルリープ第9「原則のリープ」について取り上げました。
お子さんによって、個人差はあると思いますが、原則を理解し始めたという成長を親子一緒に感じられることは祝福だと思います。

メンタルリープがさらに落ち着いたら、どのように成長するのか楽しみです。また機会があれば、記事にするのもよいかもしれません。

今回はここまで。少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!

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