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素材・造形〜日常に潜むスタイロフォームを語る編〈後編〉〜

 実は今回、前後編形式で記事を書いている。前編では、スタイロフォームの特性やら加工方法やら、基本的な部分について解説した。
 今回は、前編で紹介したことを踏まえ、スタイロフォームの直方体から、飛翔体の試作を制作していく。正直、あまり考えていなかったので、他のみんなと違ったものが完成してしまったが、どうか気にしないでほしい。


1.形を決める

 まずどんな形にするのか決めないことには始まらない。今後制作する飛翔体のボディの参考になるように、とのことだったが、始めに言ったようにあまり考えていなかったが、とりあえずで考えてみた。それがこれだ。

今見ても何の形かわからん。ロケットっぽいっちゃぽい…?

そんなこんなで形が決まったので、型を作ろう。

2.型を作る

 横幅などの数値が決まったら型を作る。今回は使わない部分を削り落としたスタイロフォームで作った(全然紙で作って良い)。

3.実際に形作る

 あとはひたすら自分の納得いくまで切って削って磨いてを繰り返す。手順は前編で紹介した通りだ。
 そして今回完成したのがコチラ。

この角度から見ると魚っぽいね。
段差のところを綺麗にするのが至難の業すぎる。ずっとヤスリかけてるとスタイロフォームのほうがボロボロになっちまった…

4.まとめ

 これが飛ぶのかと考えたら、絶対飛ばないだろうなというのが正直な感想。先生からも「みんなと違う感じの形だねえ」と言われ、内心「なんかすんません…」って気持ちになった。
 だがまあ、楽しかったからよしとしよう。あとつなぎ服着て正解。

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