籔内 康彦@ものづくり系コンサルタント

中小企業診断士|湘南在住|ロボット、デジタルツールを活用した生産改善支援|さがみはらロボット導入支援センター コーディネータ|中小企業基盤整備機構 経営支援アドバイザー|ロボットビジネス支援機構 シニアディレクター|元自動化設備(産業用ロボット等)の営業

籔内 康彦@ものづくり系コンサルタント

中小企業診断士|湘南在住|ロボット、デジタルツールを活用した生産改善支援|さがみはらロボット導入支援センター コーディネータ|中小企業基盤整備機構 経営支援アドバイザー|ロボットビジネス支援機構 シニアディレクター|元自動化設備(産業用ロボット等)の営業

最近の記事

ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.9 「儲かる経営の方程式」相馬裕晃著

世界的な名著ゴールドラット博士の「THE GOAL」の日本版という感じ 内容は小説形式となっており、本書が提唱するMQ会計×TOC(制約)理論をはじめ、マーケティング理論(ペルソナ、4P/4C)、SWOT/クロスSWOT分析などが学べる 小説としても面白く、最後は感動的なクライマックスっ! 会計やマーケティング初学者や管理職など幅広いビジネスパーソンに薦めたい!! ✅あらすじ 東京墨田区にある老舗時計部品メーカー「千葉精密工業」が舞台。 経営者の父の急逝で社長に就任し

    • ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.8 「仮説思考 内田和成著」

      著者はボストンコンサルティンググループのシニアアドバイザー→早稲田大学教授 若手時代に先輩コンサルタントから「仮説思考」法を伝授される。 米Consulting Magazine誌により「世界の有力コンサルタント25人」に選出 ✅仮説思考とは何か?まず「仮説」とは「証明はしてないが、もっとも答えに近いと思われる答え」、仮説思考とはものごとを答えから考えること。仕事ができる人は、限られた情報から「自分の答え」をもち、その答えが「正解かどうか」を検証するために情報収集を行う

      • ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.7  「シン・営業力 天野眞也著」

        ✔ 著者は元キーエンスのトップセールス、現在は株式会社FAプロダクツ   代表取締役会長 ✔ B2Bの営業手法の参考になる ✔ 「営業しない営業」という独自メソッドを提唱、お客様のほうから   案件が舞い込んでくるようになる! ✅(B2Bの)営業の原理原則とは?「口下手な人=営業ができない人」ではない。 「法人が存在する理由」は「利益を出すこと」、つまり顧客(法人)の行動原理は「利益を生み出せるかどうか」である。 顧客の「(設備などを)買う」という行為は、利益を生み出す

        • ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.6   「キーエンス解剖 最強企業のメカニズム 西岡杏著」 

          ✔ キーエンスの「価値を生み出す」仕組みを日経ビジネス記者が解説 ✔ キーエンスの経営理念「「最小の資本と人で、最大の付加価値を   上げる」メカニズムを理解できる ✅キーエンスはどういう会社か?工場で使われるファイバセンサや光電センサのような各種センサをはじめ、測定器、画像処理装置、寸法測定器など、ファクトリー・オートメーションに関わるソリューションを提供する会社(B2Bビジネス) 日本を代表する超優良企業 [23年度]売上/約1兆円 営業利益率/約50% 自己資本率/

          ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.5  「ザ・ゴール エリヤフ・ゴールドラット著」

          ✔ ゴールドラット博士が提唱する「制約理論(TOC:Theory of   Constraints)」をストーリー形式で学べます。 ✔ 米国では1984年に出版されてますが、著者はこの本を読んだ日本   企業の競争力が更に向上することを恐れて、しばらくは日本語訳の   出版を許可しませんでした。  (17年後の2001年にようやく日本語版が出版されました。) ✔ 日本語訳が出版されて20年以上経過しますが、残念ながら、この理論   はあまり著者が心配するほど広まってませんね。

          ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.5  「ザ・ゴール エリヤフ・ゴールドラット著」

          ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.4  「コストダウンが会社をダメにする   本間峰一著」

          ✔ 従来の管理会計の問題点がわかる ✔ スループット会計の考え方がわかる ✅本書が提唱するスループット会計とは何か?スループット会計は、スループットの最大化が目的。スループットとは、販売によって得られるお金のことで、売上(キャッシュ・イン)から外部から購入する費用(材料費や外注費などキャッシュ・アウトするもの)を差し引いたもの、キャッシュフローの考え方に近い会計方法 式で表すと スループット =売上 - 外部購入費 (材料費、外注費、物流費など) 利益はスループットから

          ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.4  「コストダウンが会社をダメにする   本間峰一著」

          ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.3     「売上2億円の会社を10億円にする方法 五十棲剛史著」

          ✔ 著者は船井総研の元看板トップコンサルタント ✔ 売上2億円から10億円を目指す会社の社長は何をしなければならない   か、を丁寧かつ具体的に解説してます ✅売上2億円と10億円の会社の違いは何か?売上2億円の会社は「超・優秀な個人事業主」である 売上10億円の会社はビジネスモデルという「設計図」を持っている 本書ではこの違いを「職人工房(2億円)」と「工場(10億円)」と表現している。つまり、職人工房では高い技能をもった職人(社長)の腕が全てですが、工場では分業する

          ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.3     「売上2億円の会社を10億円にする方法 五十棲剛史著」

          ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.2 「トヨタ生産方式 大野耐一著」

          ✔ トヨタ生産方式がどのような背景で誕生したのか? ✔ トヨタ生産方式の本質とは何か? ✔ フォード・システムとの違いは何か?   などを学ぶことができます ✅トヨタ生産方式は様々な制約のなかで生まれた戦後、トヨタ自工社長の豊田喜一郎は「三年でアメリカに追いつけ。そうでないと日本の自動車産業は成り立たんぞ。」と言うくらい危機感があった 当時の日米の生産性には約10倍のひらきがあった ちなみに、当時(1950年頃)の日本の自動車生産台数は約1,000台、一方アメリカは約6

          ものづくり系コンサルが薦める本 Vol.2 「トヨタ生産方式 大野耐一著」

          ものづくり系コンサルが薦める本_Vol.1   「カイゼン4.0  柿内幸夫著」

          ✔ カイゼンコンサルタントの垣内幸夫氏がこれまでのカイゼン活動の中で     試行錯誤しながら編み出した垣内流カイゼンメソッドを事例も交えて   紹介 ✔ お金も時間もかけずに従業員のカイゼン魂に火をつけることで自走する   組織に変革するメソッドが学ぶことができる ✅カイゼンメソッド その1 KZ法正式名称は「現場・現物と全社的カイゼンを結びつける経営者参加型改善技法」 (手順1)工場内のすぐに使わないものに赤札を社員全員で貼る 社長、管理職、従業員が全員参加すること

          ものづくり系コンサルが薦める本_Vol.1   「カイゼン4.0  柿内幸夫著」