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カミーユ・クロディールとその作品

彼女の写真を見ていると、その映画で
イザベル・アジャーニのような美しい女優が
熱演しても比較にならない位見劣りしてみえる。
カミーユ・クロディールはなにも演じていないのだ。
写真だけで一途さや迫力、美しさ、才気が伝わって来る。
ジュリア・ロバーツが演じるエリン・ブロコビッチや
ホテル・ルワンダの時も感じたが
どんな俳優でも演じられない本人しか持てない
迫力が俳優の演技では伝わってこないのである。
両方とも映画の最後にちょっと当人が出てくるが
めちゃくちゃかっこいい。
カミーユ・クロディール自身については以下が詳しい。
http://tenkaizu.nukenin.jp/claudel.htm
この彫像は女性が身を預けそれを男性が全身で支えている。
女性の脱力感と親密さの思いが伝わってくる。
彼女とロダンの関係もそういう面があったように
見える。彼女はとても幸せなのだ。
2人の関係性は本人同士しかわからない。
ワルツという作品もあるがこれも絵や写真では
表現できない女性が幸せを感じる瞬間を
見事に表現している。
もし今度機会があれば、自分が彼を本当に好きかどうか
確かめるテストとしてハグしてもらう事にしたい。
そして自分が幸せに感じるか、相手が幸せに
感じているかを確認するとしよう。
もし違っていたら自分が愛を演じているだけなのだ。

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