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なんだか、はまってしまった。なぜだろう?
古井由吉氏の日本語がきれい読んで読んでみたらと言われた。でも、文学に属するものはなんだか難しくて苦手だった。
正直に言うとまったく、読み進めることができなくて途中で止めた本もあった。
お金がもったいないから、最後まで読んだものもある。
暮れになんとなく開いた古井由吉氏の『杳子』読み始めたら、なんだか途中で本を閉じても、心に澱のように残ってしまい、バスに乗っても、料理をしていても、風呂に入っていても、あれはどういう意味なんだろう、とか心から離れなくなってしまった。こんなの初めて。感動したとかとは少し違う。
WEBを調べたら、日本文学研究者の竹永知弘氏が古井由吉について、細かくまとめてくださっていて、読み進めて行くとやめられなくなった。
と言うか、読み飛ばすのがもったいなくて、すべて書き写したりしている。
普通は、夜ワインを飲んだら難しい本は読まない。なのに開いている。
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私らしくもなく、文学というものを、色々読んでみたくなった。
どうしちゃったんだろう私。おかしい。
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