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ネコたん!~猫町怪異奇譚~5月18日(土)夜公演

先週に続いて(配信だけど)見ちゃったよ!
同じストーリー・同じキャラでも別のキャストさんだとどうなるのか気になって見てみたけど結構雰囲気が変わってました
大筋は現地観劇した11日(土)の感想に書いてあるのでキャストさんの違いで感じたポイントをポツポツと残しておきます

アーカイブ期限は5/25(土)まで
配信回以外の回を1回だけ現地で観に行った人にこそどっちかの配信回見てほしいかも

迷路 ソマリ

・今回は演:伊達 さゆりさん、ソマリ役は25公演を3人で回しているが今回の夜公演が伊達さんの千秋楽
・2ヶ月前にサンドウィッチマン伊達さんと親戚であると明かした方というイメージが強い、個人的にサンドが好きなので……
・「主人公声」と評している人がいたけどほんとにそんな感じで鈴原さんとも全然被らず、それでいてソマリらしい快活さを披露されてた
低いトーンの時とお調子乗りシーンの高めのトーン使い分けが好き

雨宮 将太

・今回は演:戸谷 菊之介さん、出演は19日の昼夜両公演
・観劇中ずっとものすごい見覚えあるんだけど何だったっけ……って思ってたんだけどオフショ見てたらリスアニライブ2024で見たUnite Upのセンターの人だ!!!!!!!!!!!!!って気づいた
・UUパフォーマンスの時は人畜無害そうな顔だぁ……って思ってたけど今回は全然ガラッとイメージ変わってたので全然気づかなかった
・中島さんが低音ボイス+髭でワイルドマシマシだったのに対して戸谷さんは全体的にスマートで若い感じの雰囲気で差別化されてた吹っ切れると口調が激変するのはおんなじだけどネ!

財部 梨杏

・今回は演:立花 日菜さん、こちらも出演は19日の昼夜両公演
髪をまとめることで富豪猫っぽさを出していた涼本さんに対して縦ロールでまた別の富豪猫っぽさが出ており視覚的にも差別化されてた
・喋りや演技に関しても落ち着きで静かな大人っぽさ(と冷徹さ)を表現していた涼本さんに対して、陣中見舞いや図書館のシーンを筆頭にあざとさ強めでまさに「猫を被った」感じを醸し出していた
・本性を既に知っているからそういう警戒心と先入観で見たのでは?
・そうかも……

龍石 李衣

・今回は演:峯田 茉優さん、本公演1回限りのご出演
女性キャストだとミイの姉になるんだ!?!?!?!?
・元々峯田さんはライブパフォーマンスでも目力の強さが印象的だけど今回の役でもそれが遺憾なく発揮されていた、特に廃屋でのソマリとの初邂逅のシーンでは前傾姿勢気味の立ち姿前髪の垂れ具合怪しさMAXそらソマリはんも窓から逃げますわ
・雨宮と通話するシーンで「~わよね」とか「~ないわ」とか口調の砕け方が女性キャラだから描ける「気を許している」描写になっていたり一番変化を感じたキャラかも
・榊原さんとまた違った飄々演技なもののお二人の演技見ると李衣のあののらりくらりは「自分以外に本音を隠し切るための鎧」なのかな~とも思った、元々警察時代から大なり小なり皮肉屋ではありそうだが

サクタロー

・今回は演:市川 太一さん、こちらも本公演1回限りのご出演
・これまた全然観劇中は気が付かなかったんだけどちょうど先日観に行った朗読劇「若きウェルテルの悩み」でヴィルヘルム役を演じていたのだが雰囲気と演技(と衣装)が全然違うので全く気が付かなかったのすげえ
・増元さんのサクタローは含蓄ある頼れる猫って感じだったけど市川さんの場合は(ちょっと慇懃無礼気味の)掴みどころの無い飄々とした猫って感じ、ちょっとこっちのほうが年齢若そう、というか年齢不詳感ある
・同じ役でも全員衣装が演者さん毎に違うのだがサクタローの衣装は特にズバ抜けて違う、でも全員共通しているのは奇抜で派手

縫島 くるみ

・今回も演:永瀬 千裕さん
・全公演出演されているだけあってキャラの練度がさすがに高い
・ほんとに自己紹介が前見た時と違う!!!!!!!!!!!
・そういえば喫茶店への訪問もその最後の意味深な「お一つどうぞ」もそういうことだったんすねぇ、受け取る時の表情がたしかに妙というか含みがあった

弁士

・今回も演:滝 佳保子さん
・早口の言い回しは相変わらず圧巻の一言
・それに加えてシーンごとに合わせてテンション・トーンの上下を合わせていてこれを毎公演調整しているんだな~、と考えるとキャラという枠が存在しない分毎公演分あれを自分に降ろすの大変そうだな~って思った
・一応ノムラ ネコさんではあるが

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