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想い出…5/16日記

しれっと新しい仕事が、スタートして数日。
今回は、洋菓子の販売の仕事。

新しく出来る支店のスタッフ採用だったので、今月は本店で研修。のち、支店に移動となる。
研修っていっても、毎日びっしりあるわけではないので、派遣の仕事を入れても、だらだらとした日々。

お金の余裕がそこまであるわけではないから、焦るけど、自分がまいた種だから仕方ない。

お金がない代わりに時間はあるので、読書をしたり、映画を見たりしている。

というのもあって、久しぶりに昔から好きな映画を見た。その映画が好きすぎて、風俗のときの源氏名は、主人公の名前から頂戴した。
あと以前、死のうと思って失踪したことがあるが、死ぬ前に1度だけ見たいと映画に出ていた場所を訪れた。

今でもその場所は、どうにもならなくなったときや、これからの人生について考えたいときに、行くようにしている。最後に行ったのは、6年前くらい。何度か行きたくなるけど、今住んでいるところからちょっと遠いので、お金と時間があるとき限定なので、なかなか行けない。

人生って、お金があるときには、時間を作る余裕もなくて、時間があるときにはお金がない。

正直、やりたい仕事の正社員の面接で圧迫面接されたり、パワハラされて仕事に行くのがしんどかったり、働いても人間関係で満足出来なくて、仕事辞めてってなるくらいなら、風俗に戻りたいと思ったことが何度もある。

私は間をあけて、2回風俗嬢だった期間がある。
1回目は自殺しようと思ったけど、死にきれずお金も住むところもなくて風俗嬢になったときと、風俗の仕事が楽しくて、またやりたいと思って戻ったときの2回。

最初は、やりたくてやったわけではなかった。
不特定多数とキスもするから、体調も崩しやすかったし、性病にもなった。なにより、元々メンタルが弱いのに、「死のう」としていた生活からの風俗だから、余計に辛かった。

でも、お客さんと時間を過ごすことが、本当に楽しかった。
風俗の仕事は、向き不向きもあるし、一概には言えないけど、自分が真剣に頑張った分だけ、お客さんは戻ってくるものだと思っているし、「抜けば終わり」の仕事ではない。
だから、やりがいも誇りもあった。

1度目に辞めたときは、風俗のおかげで住む場所もお金も安定して、普通にお昼の仕事を始めたから。もう戻らないと思ってた。
だけど、それこそ6年前、お昼の仕事を辞めたとき、自分が何をしたいのか考えたとき、それが風俗だった。
このとき、自分が正社員として働きたい職種を選んでいたら、今頃は、その分野で正社員として安定していたかもしれない。それは本当に仮定の話だけど、私は風俗に戻ったことを後悔していない。

2回目を始めるときに、辞めるタイミングも決めていた。人生の岐路で、もっと早めに辞めても良かったとも思うし、もっと続けても良かったとも思っている。

好きで誇りに思って仕事をしていたからこそ、安易には戻りたくない。戻れない。

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