映画NTLive「スカイライト」を観ました

短くまとめると、感想はこれです。

とくにキャリー・マリガンの愛らしい魅力!
基本的にセリフの応酬劇。これまで観てきたナショナル・シアター・ライブの中で、一番動きが少ない劇だったのではないかな。しかも登場人物は3人だけ。それだけに俳優さんたちの力量が問われると思いました。

キャリー・マリガンもビル・ナイも、息子役の人も、期待を裏切らない素晴らしさ。その点では満足です。

ただ、ツイートしたとおり、プロットの古さが否めないなあと思い、調べてみたら初演が1995年だと。うーむ。途中、社会福祉士に言及して賞賛してくれていたのはよかったです。

映画館はキングスクロス駅から北方面に歩いて10分くらいのところ。すべてがソファ席で、それは心地よかった〜

最初のうちは、トム(ビル・ナイ)の俗物ぶりや、従来からの典型的な「成功した男性像」だったり、繊細さに欠ける「男らしい男」ぶりに肩をすくめる感じだったのだけど、次第にキーラ(キャリー・マリガン)のめんどくさい女ぶり、の方に疲れを感じてしまったのでした。完全に個人の感想です。とくにラスト20分と、劇の終わり方。えっ、ここで終わり?という。

いやいや、本当に、個人的な好みだと思います。人生、そんなに複雑に考えたくないし、演劇ならばやっぱりコメディ!が私は好きなんだろうね。




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